電車男(伊藤淳史主演)のあらすじ
沙織(伊東美咲)は、剛司(伊藤淳史)に懇願され、恐る恐る“掲示板”をのぞくことに。最初はその内容に嫌悪感を覚えるも、読み進めるうちに“電車男”を名乗る剛司の“エルメス”に対する純粋な気持ちと、掲示板の住人たちの優しさを知り、感動。“二人だけの秘密の場所でまっています”という剛司の書き込みを見た沙織は、家を飛び出す。
“電車男”の掲示板の存在に、啓介(速水もこみち)が気付いた。剛司(伊藤淳史)が自分のことを面白おかしく書いていると聞いた沙織(伊東美咲)は、がくぜん。「もう、私の前に現れないで」と剛司の弁解すら拒絶する。啓介も「姉とお前は住む世界が違う」と剛司に追い打ちをかける。落ち込んだ剛司は、掲示板に感謝と別れの言葉を書き込む。
沙織(伊東美咲)は剛司(つよし・伊藤淳史)とパソコンを買いに秋葉原へ。いいムードになるも、なかなか告白できずに落ち込む剛司。後日、沙織に恋人がいないと知り、少し前向きに。沙織から家族との食事会に誘われた剛司は、またもや掲示板に対応策を相談。今や人気掲示板となり、住人たちはエルメスが掲示板の存在を知るのではと不安がる。
肺炎で入院した剛司(伊藤淳史)は、沙織の婚約者だと名乗る桜井(豊原功補)の存在に意気消沈。一方、沙織(伊東美咲)は桜井から、剛司が会うのを拒否していると聞き、落ち込む。数日後、退院した剛司は沙織の携帯電話に連絡。だが、桜井の策略でつながらない。自宅にかけた剛司は、沙織の母・由紀(秋吉久美子)と話し、沙織の心の傷を知る。
沙織(伊東美咲)を振り向かせたい一心で、剛司(伊藤淳史)はオタクをやめようと決意。掲示板の常連たちは衝撃を受けるも、温かい助言を。剛司は沙織の誕生日を決戦の日として、行動を開始する。一方、沙織に好意を抱くバーのマスター・桜井(豊原功補)は“電車男”が剛司だと確信。“脱・オタク”に励む剛司を尻目に、沙織に急接近する。