功名が辻のあらすじ一覧
浅井側の裏切りで織田勢は敗走。しんがりを務める秀吉(柄本明)は朝倉軍と戦いながら逃げ、徳川軍と合流して一命を取り留めた。京に戻った一豊(上川隆也)は、信長(舘ひろし)から褒美として、知行200石を与えられる。千代(仲間由紀恵)も一豊の無事と加増の知らせを受け、胸をなでおろす。そんな中、京で傷を癒やす一豊の前に、旅の途中と言う娘・小りん(長澤まさみ)が現れ、一泊させてほしいと訴える。
義昭(三谷幸喜)の策略が発覚し、信長(舘ひろし)は敵対勢力の一角である越前の朝倉攻めを決断。「浅井家と同盟関係にある朝倉家は攻めない」と長政(榎木孝明)と誓約していただけに、織田家中は動揺する。長政は裏切らないと確信する信長は、家康(西田敏行)の援軍と朝倉の支城・金ヶ崎城に攻め入る。一豊(上川隆也)は功名を挙げようと奮い立つが、朝倉はあっさりと降伏する。
永禄11年、浅井長政(榎木孝明)と市(大地真央)の婚礼が行われた。市の身を案じる千代(仲間由紀恵)は、一豊(上川隆也)に世の中の動きを見極めるよう助言する。そんな中、一豊の家臣・新右衛門(前田吟)の一家が一豊の屋敷に到着。千代は家計のため、自分の食事を抜いて着物を売り、コメを手に入れる。一方、信長(舘ひろし)の家臣となった明智光秀(坂東三津五郎)は、信長の妻で、いとこ・濃(和久井映見)と再会する。
戦国時代、土佐24万石の大名にまで上り詰めた山内一豊(上川隆也)と、その妻・千代(仲間由紀恵)を描く。織田信長(舘ひろし)に父を殺された一豊は、山内家再興の思いを胸に秘め、仕官を求めて放浪していた。一方、千代は住んでいた村を落武者狩りに焼かれ、両親を殺される。美濃へ逃げる途中、一豊に出会った千代は、彼から母・法秀尼(佐久間良子)のいる寺で休息するように勧められる。