輪舞曲−ロンド−のあらすじ一覧
警察は、指名手配中の龍吾(速水もこみち)と宋(橋爪功)の足取りをつかめずにいた。そんな中、ショウ(竹野内豊)は伊崎(石橋凌)の残した手紙から、身元が証明され、警官に復帰。一方、ユナ(チェ・ジウ)は、韓国に護送される際、神狗(シェンクー)に寝返った刑事・夏目(竹財輝之助)に拉致され、龍吾の元へ。龍吾はユナにプログラムの完成を指示する。
ユナ(チェ・ジウ)は、ショウ(竹野内豊)から、本当は“佐倉愛”という名の日本人であることを告げられる。信じられないユナは、24年前の事件をショウに問われ動揺。さらに、ユニ(イ・ジョンヒョン)が意識不明の重体と聞き、日本へ戻る。ユニの手術中、ユナはショウらに、宋(橋爪功)が日本を壊滅させるサイバーテロをたくらんでいることを明かす。
ショウ(竹野内豊)は、ユナ(チェ・ジウ)に自首するよう諭す。そこに宋(橋爪功)が現れ、警察に出頭し、神狗(シェンクー)のすべてを話す代わりに、ユナを見逃してほしいと懇願。ショウは承諾し、駆け付けた警察車両に分乗して同行する。だが、運転する警官が神狗の仲間だと気付いたショウは逃走。その後、ショウは、宋の指示で韓国に戻ったユナを追う。
ショウ(竹野内豊)は、ユナ(チェ・ジウ)にだまされ、神狗に追い詰められた。殺されることを覚悟したショウは、ユナに「君が殺せ」と叫ぶ。そのとき、ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)が現れ、ショウを救出。ショウはヨンジェから、韓国の捜査官だと告白されるが、混乱して何も信用できない。そんな中、監理官・樋口(菅田俊)が神狗に殺される。
伊崎(石橋凌)が狙撃され、死亡した。目の前で伊崎を殺されたショウ(竹野内豊)は、悲しみに暮れる間もなくユナ(チェ・ジウ)の元へ。ショウは神狗(シェンクー)の船内で見つけたユナのネックレスを手に、神狗との関係を問い詰める。ユナを疑ったショウは、ネックレスが父親の所持品であると知り、ユナの父を捜すために、再び神狗への潜入を試みる。
ショウ(竹野内豊)は、ユナ(チェ・ジウ)に、自分が警察官で、神狗(シェンクー)を捜査していたことを告白。偽札工場が船の中にあるとにらんだショウは、伊崎(石橋凌)に証拠をつかんで出頭することを約束する。ショウは、龍一郎(杉浦直樹)の秘書のパソコンを調べ、寄港場所を探るが、ヨンジェ(シン・ヒョンジュン)に見つかり、拳銃を突きつけられる。
ショウ(竹野内豊)は、ユナ(チェ・ジウ)に神狗(シェンクー)との関係を問われるが、何も言えない。そんな中、ショウはヨンジェ(シン・ヒョンジュン)の店を見張り、大型の段ボールを積み下ろしたトラックを追跡。その際、神狗に行く手を阻まれるが、逃げ延びる。後日、伊崎(石橋凌)は失態を犯したショウを解任。やけになったショウは、単独で神狗に挑む。
神狗(シェンクー)の偽札作りに関与した小林(平田満)が、逮捕直前に殺された。後日、遺留品の小林の携帯電話に、片言の日本語を話す“サイ”という男から電話が入る。小林に感情移入するショウ(竹野内豊)は、伊崎(石橋凌)に殺害犯の特定を急がす。そんな中、ショウは龍吾(速水もこみち)に神狗の偽札工場から逃亡したサイを捜すように命じられる。
龍一郎(杉浦直樹)は情報漏えいを恐れ、警察と接触した手下を射殺させた。ショウ(竹野内豊)は、警察内に神狗(シェンクー)から潜り込んだスパイがいると考えていた矢先、伊崎(石橋凌)から神狗の構成員データの収集を依頼される。後日、ショウは宋(橋爪功)のパソコンに不正アクセスする。だが、逆探知していた宋は、既にショウのいる場所に向かっていた。
刑事と韓国人女性のラブストーリー。刑事・金山(竹野内豊)は“西嶋ショウ”の偽名で、裏社会を牛耳る組織「神狗(シェンクー)」に潜入捜査を行っていた。ショウは、犯罪の証拠をつかもうと、組織を率いる龍一郎(杉浦直樹)の息子・龍吾(速水もこみち)に接触を図る。ある日、ショウはバーで、アルバイト代で店主ともめているユナ(チェ・ジウ)と出会う。