ゴルゴ13のあらすじ
次期州知事候補のスタンツ。ゴルゴは、かつてストリート・ギャングのリーダーだった彼から、当時の写真を所持している慈善家のサミエルの殺害を依頼される。早速任務に向かうも、その途中、交通事故に巻き込まれ、右手に重傷を負ってしまう。任務遂行を急ぐゴルゴは、天使の腕をもつとたたえられる超一流外科医のカッターに手術してもらうことに。だが驚くべきことに、サミエルがカッターの養父であることが判明。悪魔の腕をもつスナイパー、ゴルゴの下した決断とは!?≫脚本=柏原寛司 演出=大賀俊二 絵コンテ=大原実 作画監督=本沢拓海
ひと仕事を終え、小型飛行機で逃亡していたゴルゴだが、被弾し、孤島に不時着してしまう。ひとまず、落ち着ける場所を探すため、ジャングルに分け入っていくと、無数の死体を発見。ただならぬ光景に唖然としていると、突然、黒い影が襲ってきた。かろうじて難を逃れるゴルゴ。黒い影の正体は、人間が内部で操縦する半戦闘用ロボット”SDR2”で、なんとこの島は、SDR2の性能実験場だった。性能テストの一環として、ゴルゴの抹殺を試みるSDR2。無人島を舞台に、ゴルゴとSDR2の闘いが繰り広げられる。≫脚本=大川俊道 演出・絵コンテ・作画監督=竹内一義
マフィアのグレビックは、組織を再編成して首領の座にのし上がろうと、もくろんでいた。ところが、その計画が上層部に露見し、スナイパーのゴルゴを差し向けられる。絶体絶命の危機に瀕(ひん)するグレビック。そんな中、彼はゴルゴの子供を産んだという娼婦の話を耳にする。みずからも子をもつグレビックは、ゴルゴにも同じ人の親としての気持ちがあるはずと考える。そして、子供を盾にした作戦を立てて、保身をはかるが……。≫脚本=扇澤延男 演出・絵コンテ=石踊宏 作画監督=渋谷一彦
静養のため田舎町のホテルを訪れたゴルゴ。ちょうどそのとき、ホテルのバーでは町長のバルドーの結婚3周年記念パーティーが開かれていた。喧噪の中、静かに酒を飲むゴルゴを見て、バルドーの妻ダニエルは激しく動揺。彼女はかつて、ゴルゴと浅からぬ関係にあったのだ。それをネタにゴルゴがゆすりにきたと思い込んだダニエルは、彼の殺害をもくろむ。≫脚本=町谷俊輔 演出=前園文夫 絵コンテ=杉山正樹 作画監督=鈴木信一
ハリウッドへの参入をめざして、アメリカで映画撮影に臨んでいた中国人俳優のリーだが、ハリウッドを通じてアメリカの文化、価値観を世界に浸透させようとする組織に命を狙われるはめに。そんなリーを守るべく彼のマネージャー、ロイがゴルゴにボディガードを依頼。するとある取り引きに応じることを求められる。≫脚本=桃井史郎 演出・作画監督=西澤晋 絵コンテ=杉山正樹