黒執事のあらすじ
ある忌まわしき目的のために放たれた、ロンドンの大火は、多くの犠牲者を出してもいまだ消えず、美しかった街並みは地獄のような場所と化していた。そんな中、再会したセバスチャンを従え、シエルは事件の黒幕が待ち受けていると思(おぼ)しき場所、建設中のタワーブリッジへと急ぐ。ロンドンが一望できるその場所で、ついに犯人と対峙(たいじ)した2人。そしてシエルは、セバスチャンにある命令を下す。≫脚本=岡田麿里 演出=未定 絵コンテ=篠原俊哉 作画監督=未定
万博で起きた不可思議な事件ののち、セバスチャンと合流したものの、あることをきっかけに、セバスチャンはシエルの前から姿を消してしまう。ひとり残されたシエルは、なんとかロンドン行きの小型定期船の貨物室に潜入。そして、そこに突然現われた葬儀屋(アンダーテイカー)から、ロンドンで大きな事件が起こりつつあることを教えられる。風に乗って聞こえてくる人々の悲鳴に気がついたシエルが、慌ててその方角を見ると、なんとロンドンの街が赤く炎に染まっていた。あまりの出来事に呆然とするシエルは、さらに葬儀屋から予言めいた不吉なことばを告げられる。≫脚本=岡田麿里 演出・絵コンテ=大久保富彦 作画監督=徳田夢之介
パリ万博を訪れている女王に謁見(えっけん)するため、シエルはセバスチャンを連れて、ロンドンを旅立った。パリに到着した一行は、とりあえず、大勢の見物客でにぎわう万博会場を回ってみることに。ところが、突如展示されている剥製(はくせい)が動きだし、唖然とするシエル。さらにその剥製が暴れて照明を割り、暗闇に包まれた会場は大混乱に陥る。セバスチャンに促され、ひとり先に脱出したシエルが、慌てて近くのエレベーターに乗り込んだところ、中には思いがけない人物がいた。≫脚本=岡田麿里 演出=市村徹夫 絵コンテ=大原実 作画監督=未定