パリ万博を訪れている女王に謁見(えっけん)するため、シエルはセバスチャンを連れて、ロンドンを旅立った。パリに到着した一行は、とりあえず、大勢の見物客でにぎわう万博会場を回ってみることに。ところが、突如展示されている剥製(はくせい)が動きだし、唖然とするシエル。さらにその剥製が暴れて照明を割り、暗闇に包まれた会場は大混乱に陥る。セバスチャンに促され、ひとり先に脱出したシエルが、慌てて近くのエレベーターに乗り込んだところ、中には思いがけない人物がいた。≫脚本=岡田麿里 演出=市村徹夫 絵コンテ=大原実 作画監督=未定