相棒VIIのあらすじ一覧
捜査一課の芹沢(山中崇史)の、友人の恋人・奈津子(岡野真那美)が、浴室で遺体で見つかった。芹沢は、1年前の連続殺人事件との類似点を発見。協力を頼まれた右京(水谷豊)は、奈津子の靴がぬれていたことから死亡現場が外だと推測する。事件当日、印刷会社勤務の奈津子が台本を届けに訪れた、映画の撮影所で話を聞く。
実業家・昌子(小宮久美子)が部屋で変死した。警察は、扇風機の風によって心臓の弱い昌子が心臓まひを起こしたと断定。だが、昌子の衣服に付着したバラの花粉を見た右京(水谷豊)は、誰かが心臓まひを引き起こさせたのではないかと感じる。右京は昌子と親しい歌劇団の元スターで、遺体発見者の紫雨(しゅう・奥山佳恵)を疑う。
拳銃の密売人の立てこもり事件が起きる。程なく事件は解決するが、捜査に当たっていた右京(水谷豊)は偶然、現場近くに住む不動産会社社長・藤堂(五代高之)の娘が誘拐されたと知る。極秘に捜査を進める神奈川県警に協力することになった右京は、刑事・早川(益岡徹)から藤堂の狂言誘拐の可能性があると聞く。
亀山薫(寺脇康文)不在での初の特別版。送電ケーブルが爆破され、環境保護を訴えるテログループが犯行声明を出す。そんな中、現場に落ちていた時計が、法務大臣・瀬田の行方不明になっている息子・和哉(渡邉邦門)のものと分かる。刑事・右京(水谷豊)は、法務省の姉川(田畑智子)と共に、和哉を捜す。
小菅(袴田吉彦)の隠れ家でウイルスの保管庫が爆発し、現場にいた鑑識の米沢(六角精児)らがウイルス感染した。その後、米沢らと共に隔離室に移動した患者の体調が、捜査員に何かを注入された直後に悪化。話を聞いた右京(水谷豊)はその患者以外は未感染だと推理し、薫(寺脇康文)に感染者を隔離するよう指示する。
微生物研究所の研究員・小菅(袴田吉彦)が同僚を殺し、感染力の強い殺人ウイルスを持ち去った。捜査に乗り出した右京(水谷豊)が小菅の同僚・千沙子(大路恵美)に話を聞いていると、小菅から千沙子に連絡が入る。電話を代わった右京に犯行目的を問われた小菅は、「ゲーム」だと答え、右京らをある場所に呼び出す。
兼高(四方堂亘)を殺した容疑で、会社員・小笠原(西岡徳馬)が逮捕された。右京(水谷豊)らは動機を問うが、小笠原は黙秘を貫く。そんな中、犯行前に小笠原が普段着から高級スーツに着替えたことが判明。いぶかしむ右京は遺留品の手帳を糸口に、NGO職員の兼高がシンガポールを訪れたことに着目。二人の接点を探る。
警視庁の窓際部署・特命係に追いやられた刑事の活躍を描く。特命係の刑事・右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、右京の元上司の警察庁官僚・小野田(岸部一徳)に誘われ、国会議員の瀬戸内(津川雅彦)のパーティーに出席。薫は会場のホテルで、同級生の兼高(かねたか・四方堂亘)を見掛けるが、翌日、兼高が刺殺体で見つかる。