未来少年コナンのあらすじ
【最終回】ハイハーバーではバラクーダ号の進水式と同時にダイスとモンスリーの結婚式が行なわれようとしていた。盛大な拍手の中、新郎新婦の手によりロープにオノが入り、バラクーダ号は新天地に向かって船出を開始した。楽しい航海の末、のこされ島のあった場所に到着するが、そこには見慣れぬ巨大な新島が。驚くコナンだが、その頂上に見えるのは、紛れもなくロケット小屋だ。ついに帰ってきたのだ。ラナと希望を乗せて…。
ギガントの翼に乗り移ったコナン、ジムシー、ダイスは垂直尾翼上の砲塔を占拠し、ギガントに対して砲撃を加えていく。続いて胴体部分に侵入し、内部を次々と破壊していく。機体の各部が火を吹き、もはやギガントは航行不能に陥った。ギガントはレプカたちを乗せたまま海中に墜落し大爆発を起こした。インダストリアでは脱出の準備が整い、老委員たちを残して船は出航。そして、その直後、インダストリアは炎を吹き上げ…。
レプカは生きていた。ギガントを復活させ、武力で世界征服しようとしていた。彼は完全武装の行政局員と共にコントロールルームを占拠し、ギガントに太陽エネルギーの注入を開始。ついにギガントが動き出す。その行動を察知したラナとモンスリーは、ファルコに乗り、サルベージ船で作業するコナンたちの元へ急ぐ。コナン、ジムシー、ダイスは、船を引き揚げた成功を喜ぶ暇もなくファルコに同乗して飛び立つが…。
反乱を起こした地下住民たちが三角塔を抑えようとしていた。レプカはラナを人質に、屋上からフライングマシンで脱出を計るが、コナンの攻撃によってマシンは火を吹き、ラナを奪回しコナンは脱出する。マシンはレプカを乗せたまま砂漠の向こうで爆発した。ついにインダストリアは解放された。そして脱出準備のために、ラオ博士とラナによって太陽エネルギーが取り出され、三角塔にエネルギーが満ちあふれたが…。
コナンは追い込まれ地下街へと降りて行く途中で、レプカが地下街を水没させる命令を出したことを知る。食い止めようとしたが、間に合わず、爆破と共に地下街に海水がなだれ込む。地下住民は海水に追われ上へと逃げるが、地上への出口は装甲シャッターが閉められていた。レプカは住民の命と引き換えにラナの身柄を要求する。素直に従うラナ…。コナンはジムシー、ダイスと合流し、モンスリーを救出。そしてラナの元へ急ぐ…。