冬のサクラのあらすじ
萌奈美(今井美樹)のことを考える祐(草なぎ剛)は、萌奈美を自宅に連れて帰り看病することに。その後、祐から頼みがあると連絡を受けた肇(佐藤健)と安奈(加藤ローサ)は、萌奈美の娘・琴音(森迫永依)を連れて祐たちの元を訪問。母娘が残り少ない時間を過ごした後、祐は萌奈美と交わした「春になったら一緒にサクラを見よう」という約束を守ろうとする。
萌奈美(今井美樹)の意識が戻らず、死が現実味を帯びてきたことを感じた祐(草なぎ剛)は、航一(高嶋政伸)に手術を依頼。冷たく断られるが、それでもあきらめきれず、ほかの医師を当たろうとする。暴走する祐を肇(佐藤健)は説得、祐も思い直す。そんな中、萌奈美の意識が回復し、祐と「サクラが咲くところを(一緒に)見ましょう」と約束するが、祐は医師から萌奈美が春を迎えることは難しいと宣告されてしまう。
萌奈美(今井美樹)は、祐(草なぎ剛)と娘の琴音(森迫永依)が見守る中、山形の病院で目を覚まし、そのまま入院することに。だが、その後も萌奈美の病状は悪化し、手のしびれや失語症などの症状が出始める。一方、肇(佐藤健)から「気持ちを伝えるべきだ」と背中を押された祐は、萌奈美の元へ。萌奈美の外出許可を取り、自分が生まれ育った町を案内したいと提案する。