おひさまのあらすじ一覧
火事で丸庵が焼けてショックを受ける陽子(井上真央)だが、乗り越えてもっと幸せになろうと、気落ちする徳子(樋口可南子)らを励ます。そんな中、真知子(マイコ)と育子(満島ひかり)がやって来る。一同は久しぶりに明るくにぎやかなひとときを過ごす。陽子は東京から駆け付けてくれた育子に感激しつつ、育子と茂樹(永山絢斗)の関係が気になるように。やがて、徳子らは世代交代を宣言。丸庵を再建してそば店を続けるも良し、廃業するも良し、今後の丸山家を和成(高良健吾)と陽子に一任するという。二人は話し合いの末、赤い屋根の洋館でそば店を開くべく、土地の取得に乗り出す。
川原(金子ノブアキ)と再会した陽子(井上真央)は、妻・タエ(中村ゆり)の死に傷心する川原に心を痛める。そんな折、元教え子の杏子(金澤美穂)が突然、丸庵を来訪。陽子はうれしい反面、杏子の表情から、何か事情があるのではと察する。間もなく、幼なじみで親友のユキ(橋本真実)が丸庵へ。夫と共に神戸で食料雑貨店を営むユキは、安曇野にも店を開くと語る。そんなユキの成功がうれしく、感心する中、陽子も客商売の良さを実感。丸庵に大勢の人が集まることに幸せを感じる。ところがその直後、松本で大規模な火災が発生する。
昭和25年。日向子(井上琳水)は3歳になり、陽子(井上真央)は和成(高良健吾)と共に丸庵で働き始める。それは、家族みんなで働きたいという徳子(樋口可南子)らの望みだった。家計は苦しくなるものの、一家は幸せな毎日を送る。そんな折、真知子(マイコ)が秦野(中村竜)と結婚。二人は、いつか共に起業したいと語る。陽子は二人の結婚を祝福する反面、取り残されたような寂しい気持ちに。だがその後、和成らと夢を語り合い、穏やかな幸せを実感する。その矢先、陽子は、変わり果てた姿で酒に溺れる初恋の相手・川原(金子ノブアキ)と再会する。