おひさまのあらすじ一覧
昭和20年。戦況の悪化により、そば店は休業を余儀なくされ、道夫(串田和美)は工場で働き始める。片や国民学校では、中村(ピエール瀧)に赤紙が届き、陽子(井上真央)は心を痛める。そんな中、東京から疎開してきた杏子(大出菜々子)が元気を取り戻し始め、その様子が陽子にとって唯一の喜びとなる。ところが間もなく東京が大空襲に遭う。陽子は、育子(満島ひかり)や富士子(渡辺美佐子)、杏子の両親の安否が心配に。杏子や育子の弟・一郎(吉川史樹)を不安にさせないよう努めるが、やがておのおのの生死の知らせが届く。
昭和18年の大みそか。陽子(井上真央)は一向に便りの届かない和成(高良健吾)の安否が心配になり始める。だが、いつも明るい徳子(樋口可南子)と道夫(串田和美)の存在に励まされ、笑顔でそば店の手伝いをし、3人で新年を迎える。やがて春になり、陽子は初めて受け持った児童の卒業を感慨深く見届け、新4年生の担任となる。そんな中、春樹(田中圭)が軍医として出征することに。春樹は最後のわがままと言い、陽子に真知子(マイコ)への手紙を託す。陽子は涙をこらえて春樹を送り出すが、その時、真知子は父・剛三(平泉成)から婚約者の死を知らされていた。



























