明日の光をつかめ2のあらすじ一覧
最終話 希望(小島藤子)は宏美(黒沢あすか)を信じて一緒に家に帰るが、そこには宏美の交際相手である若い男がいた。さらに、妊娠している宏美の代わりに働かされ、希望は自暴自棄になる。事情を知った北山(渡辺いっけい)は希望の元を訪れ「たんぽぽ農場」に連れて帰ろうとするが、希望は拒否。蓮(松下優也)との関係も終わりにすると北山に告げる。そんな中、真太郎(森田直幸)は、宏美が希望を引き取った背景に蓮の父・亮介(新井康弘)が絡んでいたと知り、激怒。亮介に真実を確かめるため加賀美家に乗り込み、章子(七瀬なつみ)や優香(未来穂香)を巻き込んで立てこもる。
希望の母・宏美(黒沢あすか)が、「たんぽぽ農場」を訪れ、希望(小島藤子)を引き取りたいと北山(渡辺いっけい)に願い出る。希望はうれしく思う反面、一度は自分を捨てた母親とやり直せるのか不安になる。だが悩んだ末、宏美と暮らしたいと北山に相談する。一方蓮(松下優也)は、希望と「離れても毎日連絡する」と約束を交わす。だが、電話をかけても希望がなかなか出ないことを気に掛けていた。そんな中、北山が不在の夜、「たんぽぽ農場」が嵐に見舞われ停電に。すると、普段は明るい由貴(西野実見)が突然うめき声を上げて震えだす。由貴には、誰にも言えないトラウマがあった。
北山(渡辺いっけい)は、妻と息子の命を奪った少年の母親(山下容莉枝)に憎しみをぶつけてしまい、落ち込む。そんな北山を励まそうと、妊娠中の娘・有里(矢沢心)が「たんぽぽ農場」にやって来る。一方、希望(小島藤子)を思う蓮(松下優也)は、亡き恋人に対する気持ちに整理をつけようとしていた。だが、希望は、加害者である自分と被害者である蓮の過去は、絶対に消すことができないと思い悩む。そのころ、畑に行かずにインターネットを見ていた拓(石田愛希)は、あるサイトに「自殺する」と繰り返し書き込んでいる人物が、「たんぽぽ農場」に関わっていることに気付く。
純也(清水イブキ)の父・小野(長谷川朝晴)がたんぽぽ農場で暮らし始めた。また、北山(渡辺いっけい)は農場で勉強会を始めるが、参加したいと言う蓮(松下優也)には、受験のためなら塾へ行った方がいいと促す。一方、希望(小島藤子)は、蓮の母親・章子(七瀬なつみ)から、「蓮に生きる希望を与えてくれた」と礼を言われる。だが希望は、蓮と亡くなった恋人の間にあったような絆は結べないと感じていた。そんな中、ある出来事をきっかけに、純也が小野を父親として認めるようになる。彼らの姿を見た北山は、亡くなった息子・大輔(林凌雅)のことを思い出し、切なくなる。