明日の光をつかめ2のあらすじ一覧
萌子（新川優愛）は北山（渡辺いっけい）ことおっちゃんに、3年前に少年院で出産し、里子に出したわが子にひと目会いたいと頼む。おっちゃんは悩んだ末、声を掛けない約束で萌子を公園に連れて行く。そこで、息子・勇太（國分隆登）の姿を見た萌子は、「これでけじめがつく」と、おっちゃんに感謝する。しかし翌日、たんぽぽ農場に警察から連絡が入り、萌子にある疑いが掛けられる。希望（小島藤子）らは、彼女の無実を証明しようと奔走する。そんな中、純也（清水イブキ）の父親と名乗る小野（長谷川朝晴）がたんぽぽ農場を訪れ、「純也を引き取りたい」と言いだす。
蓮（松下優也）は、北山（渡辺いっけい）の勧めでたんぽぽ農場で畑仕事をすることに。恋人を失った悲しさと、彼女の命を奪った少年に対する憎しみを抱えていた蓮は、北山や希望（小島藤子）らと過ごすことで自分自身を変えたいと願っていた。希望は、北山から蓮が変われるよう手伝ってほしいと頼まれる。やがて蓮は、いつも明るく振る舞っている孝介（高橋賢人）が過去に犯した罪を知る。その後、憎しみについて思い悩む蓮を希望らは励ます。そんな中、アイドルを目指す由貴（西野実見）がオーディションへ。由貴は不合格になるが、合格者の中に、孝介の生き別れた妹がいることが分かる。
希望（小島藤子）は自分が少年院を出て、今はたんぽぽ農場で暮らしていることを蓮（松下優也）に打ち明ける。蓮は希望にだまされていたような気持ちになり、「2度と俺の前に現れるな」と希望に言い放つ。希望はひどく落ち込み、繁華街をふらつくように。そんな希望を心配するたんぽぽ農場の子供らは、蓮に直談判に行ったり、希望と蓮を引き会わせようとあれこれ作戦を練る。一方、蓮は、サッカー部員が”オヤジ狩り”をしているのを知りながら見て見ぬふりをした下級生が許せず、暴力を振るう。下級生の父親は、蓮を傷害事件の加害者として訴えると言いだす。
希望（小島藤子）は、蓮（松下優也）の妹・優香（未来穂香）から、蓮が少年犯罪で恋人を失った悲しい過去を聞く。たんぽぽ農場で暮らしていることを隠す希望は、蓮に会いづらくなってしまう。蓮は、急に姿を見せなくなった希望のことを気にするように。一方、たんぽぽ農場のOG・アヤメ（外岡えりか）は、希望に農場で暮らすことがそんなに恥ずかしいのかと問い、それでは農場を白い目で見る人々と同じだと諭す。そんなある日、農場で暮らす拓（石田愛希）が、同級生の少女に告白することに。翌日、農場に現れた少女が優香だったことに希望は驚く。
