善徳女王

チュンチュはソルォンの家からポリャンを連れ去り、そのまま結婚する。これにより、セジョンとソルォンがついに激突する。一方、トンマンはチュンチュに計画が失敗に終わったことを告げ、自分と一緒にミシルを倒そうと持ち掛ける。そんな中、トンマンとチュンチュの言葉に衝撃を受けたミシルはある決意を固める。

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ミシルと共に和白会議に出席したチュンチュは骨品制を非難し、自らが副君になると名乗り出る。トンマンは自分とチュンチュを争わせることがミシルの目的であることを考え、最悪の場合は王位を諦めると陛下に伝える。一方、ミシル陣営では、チュンチュの結婚相手を巡り、セジョンとソルォンが内紛を始める。

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安康城の村長を民衆の前で処刑してしまったトンマンは、手の震えが止まらない。ピダムはそんなトンマンを気使う。そんな中、心臓病を患う陛下の容体が悪化。そして、トンマンの婿探しを始め、その婿を副君として王位継承させようとする。しかし、トンマンは結婚せずに自らが新羅の王になることを公表する。

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穀物を高騰させて私服を肥やそうとする貴族たちを懲らしめるため、トンマンは軍糧米を市場に流すという作戦を実行する。そして、トンマンは民に頑丈な農具を与え、自作農を増やしたいと考える。しかし、これによって大損した貴族たちは民に収穫量の全てを納めさせようとする。そして、ついに民の暴動が起こる。

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ムンノの遺言通り花郎となったピダムは、ムンノのあだ討ちのためにヨムジョンの賭博場へ向かう。そこで三韓地勢を折り紙にしているチュンチュを目にする。そして、ヨムジョンは自分を生かし、チュンチュを王にしようとピダムに持ち掛ける。一方、街では貴族による穀物の買い占めが起き、民は苦しい生活を強いられる。

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ミシルは自分の孫娘との婚姻をユシンに提案し、ユシンは伽耶民を守るためにそれを承諾する。そんなユシンの姿を見たムンノは、ユシンこそが三韓地勢を手にし、三韓統一の大業を成し遂げられる者だと確信する。しかし、ピダムはムンノの考えに反発し、自分に三韓地勢を渡すよう迫る。そして、怒りに任せて剣を向ける。

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ユシンが風月主になることを阻止したいミシルは、ユシンと復耶会のつながりを指摘する。さらに、その疑いを晴らしたいなら復耶会の首長の首を取って来いと言われ、ユシンは復耶会との同盟を裏切り、伽耶民を捨てるわけにはいかないと悩む。そんな中、トンマンはユシンに対する気持ちをピダムに明かす。

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比才の決勝戦で、ピダムがわざとユシンに負けようとしていることを知ったチルスクは、ムンノに審議を求める。そして、ピダムは脱落となり、ユシンはチルスクと再戦する。しかし、対決の後、今度はミシルからの物言いが入る。一方、トンマンはチュンチュとの初対面に喜びを見せるが、チュンチュは素っ気ない態度を見せる。

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ピダムはユシンを風月主にさせたい一心で、ムンノの弟子として比才に参加したいと願い出る。そして、ユシンはアルチョンと、そして、ピダムはポジョンと準決勝を戦う。ユシンとピダムは決勝に進むが、ピダムはわざと負けてユシンを風月主にしようと考える。しかし、それに気付いたチルスクは、ムンノを問いただす。

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トンマンとユシンは新羅の三つ目の意味が「三韓統一」だと探り当てる。しかし、花郎たちはムンノに三つ目の意味を問われるも、ユシンはあえてその意味を明かさない。そして、ユシンは比才の2問目を解いたと認められる。トンマンは自分が王になり、「三韓統一」をいつか成し遂げてみせるとムンノに宣言する。

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風月主を選ぶ比才が始まる。3回戦のうち、まずはポジョンが先制。二つ目は“新羅”が持つ三つの意味を問うもので、はじめの二つの意味は分かるが、最後の意味に頭を悩ませる。そして、それがコチルブに関連していると考える。そんな中、国史の改ざんを隠したいミシルは、ポジョンに二つ目の比才は放棄するよう命じる。

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ミシルの元を逃げ出したソファはムンノに助けられ、トンマンと再会を果たす。ムンノは二人の様子を見て、トンマンが双子の公主であることを悟る。そして、ピダムを育ててきたムンノは、チンジ王の血を引くピダムを王座に就かせたいと考えていたことを思い出す。そして二十数年の時が経ち、ムンノは宮廷に戻る。

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王は王室と王の権威が弱まることを恐れ、天文台「瞻星台」の建設に反対する。しかし、ミシルは瞻星台を建てても民に理解することは難しいと考え、その案を受け入れる。一方、トンマンに感化されたピダムは彼女に仕えたいとムンノに申し出る。トンマンが王女になったことを知ったムンノは、それを確かめに宮廷へ向かう。

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トンマンは味方であるピダムまでもだましてミシルを出し抜く。そして、それを知った王と王妃は、トンマンを王女として認めるように民に訴え、民はトンマンを新たな天神王女として崇める。一方、ミシルは追認式の日にトンマンに見下されて怒りに震える。そんな中、トンマンは神権を民に戻し、天文台を建てる提案をする。

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トンマンはミシルに捕らえられたピダムに民衆の前で祈祷させ、天からの啓示を受けたと信じさせるよう指示する。しかし、人の心が読めるというミシルは日食がうそだと見抜く。そして、ピダムはミシルを恐れて逃げ出してしまう。結局、ピダムが予言した日に日食は起きず、ピダムは処刑されることになる。

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トンマンへの思いを断ち、臣下として仕えようと決めたユシンは、その胸の内をトンマンに打ち明ける。そして、家門の全てを懸け、復耶会と同盟を結ぶことに成功する。一方、トンマンは宮廷に戻るためにはウォルチョンの協力が不可欠だと考えるが、ウォルチョンは科学を政治に利用することを強く反発する。

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トンマンは、ミシルが新羅を掌握した手法で王女の身分を取り戻そうとする。そして、ミシルが持つ神権を奪うためにウォルチョン大師を拉致しようと考えるが、伽耶を復興するための秘密結社“復耶会”に先を越されてしまう。一方、トンマンへの思いと家門を守る使命の間で揺れるユシンは、復耶会のアジトへ出向く。

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チョンミョンの遺言に従わず、トンマンは王女としての身分を取り戻し、王になり新羅を変えてみせると決心する。そして、トンマンは甘えを見せないために、あえてユシンを遠ざける。その頃、宮廷ではアルチョンがチョンミョンの死を究明するよう王に訴えるが、王はミシルに脅され、チョンミョンの死を事故死として処理する。

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トンマンはチョンミョンの言葉通り、新羅を離れるまではユシンと共にいようと決意をする。しかし、船で新羅を出ようとした瞬間、ミセンが送ったテナムボはチョンミョンをトンマンと間違え毒矢を射ってしまう。そして、解毒剤が間に合わず、トンマン女としてユシンと幸せに暮らすよう言い残し、チョンミョンは命を落とす。

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ソルォンに捕らわれたトンマンはピダムとユシンによって助けられる。トンマンは、自分が自害しようとしていた事を知ったユシンから自分も一緒に新羅を去ると言われ、戸惑う。その頃、トマク村へ向かったチョンミョンはユシンとトンマンに再会。そして、チョンミョン二人に、新羅を去り、幸せに暮らすよう告げる。

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