ちびまる子ちゃん　第2期

ある寒い日、さくら家では年季の入った友蔵のコートが話題に上る。友蔵がまだ0歳だったまる子を連れて洋服店へ行き、まる子が生地にミルクをこぼしてしまったと明かされる。その生地で作ったコートだと知ったまる子は心苦しく思うが、友蔵はまる子が選んでくれたから大切だとうれしそうな表情に。すると、長く使う物には思い出があると言い、ひろしも泣けるという思い出を語りだす。

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寝坊したまる子は、朝食のみそ汁をこぼしたり、登校中に雨が降りだしたりと災難に見舞われる。揚げ句の果てには遅刻した罰で掃除をすることになり、落ち込んでしまう。たまちゃんや長山君に愚痴をこぼすまる子は、「ツイてない日」の経験がある二人から、あまり考え込まないことが一番だとアドバイスされる。

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理科の実験で初めてアルコールランプを使うことになったまる子は、取り扱いに不安を感じていた。一方、実験の話を聞いたたまちゃんのお父さんが写真を撮りたいと言いだし、たまちゃんに拒まれる。実験当日、まる子らがいまさら水が沸騰する様子を観察することに疑問を持つ中、山田だけは興味津々で観察を始める。

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お母さんが風邪で熱を出して寝込んでしまい、前の晩、無理やり雑巾を縫ってもらったまる子は、罪悪感にさいなまれる。さらに、学校でお母さんが風邪をひいたと話すと、入院したりひどい場合は死に至ったりすると聞いて不安になる。帰宅後、家事の手伝いを頼まれたまる子は、日頃のお母さんの苦労を痛感する。

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友蔵は、煎餅店を営む佐々木のじいさんの親戚に年賀状を出したかどうか忘れてしまう。思い悩む友蔵を見たまる子らは解決策を考えるが、良いアイデアが浮かばない。翌日、学校でたまちゃんとその話をしていたまる子は、元日着で二人に年賀状を出した前田さんから二人は元日に年賀状をくれなかったと責められる。

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たまちゃんと遊んでいたまる子は、線路脇でカメラのフレームポーズを取る長山君と出くわす。長山君は、アマチュア無線で知り合った九州の女子大生が富士山の写真を撮りに来るため、ベストスポットを探していると言う。翌日、長山君に誘われたまる子は、はまじらと共に自分たちの「富士山の見えるお薦めの場所」を巡り、個性あふれるお薦めスポットから富士山を楽しむ。

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まる子が夕食直前まで出掛けていたお姉ちゃんに行き先を尋ねると、何げなくごまかされる。よし子さんとクラブ活動に参加していると思い込んだまる子は、後日、町で出くわしたよし子さんにその話をするが、知らないと言われる。その夜、お姉ちゃんに思い切って何をしているのか聞いてみても答えてもらえない。心配になったまる子は、お使いの途中で見掛けたお姉ちゃんの後をつけることに。

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雑誌の占い通りに行動したお姉ちゃんに良い事が起こり、まる子も興味を持つ。自分に当てはまる内容が書かれていたまる子は占いを信じ、ラッキーだという赤いマフラーを着け公園へ出掛けようとする。だが、赤いマフラーを持っていないまる子は、代わりに友蔵の赤い手拭いを巻くことに。すると、すてきな出会いを期待していたまる子は、みぎわさんら乙女クラブのメンバーと出くわす。

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先生や上級生、下級生など学校の誰にでも手紙を送ることができる「お手紙週間」に向け、まる子ら3年生は郵便局員としての仕事を任されることに。仕分け係やスタンプ係など仕事が割り当てられる中、まる子とたまちゃんはくじで配達係に決まる。初日を迎えたまる子は、大量に届いた手紙を見て配り切れるか不安になる。

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一般的な主婦のアイデアから大ヒット商品が生まれたと知ったまる子は、自分のアイデアでも大もうけできるかもしれないと意気込む。だが、いい考えが浮かばずまる子が悩んでいると、友蔵は一日の行動を振り返るのはどうかとアドバイス。すると、まる子は布団から出なくてもいい服など、奇抜なアイデアを出していく。

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授業で班に分かれて壁新聞を作ることになったまる子は、思い付きで提案した占いの担当に。占い方を知らないまる子は、“あんまり当たらない”ことを前提に占いを考えるが、良い方法が浮かばない。帰宅後、話を聞いたお姉ちゃんから鉛筆を使った方法を薦められたまる子が試しに占ってみると、悪い結果が出てしまう。

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男子らとふざけていた山田が、誤ってかよちゃんにけがをさせてしまう。謝る機会がつかめないまま放課後を迎えた山田は、花を摘んで見舞いに行こうと考える。花を見つけられずにいた山田だが、空き地の板塀の隙間から花を発見。山田が花を摘もうと隙間に頭を突っ込み抜けなくなったところへ、まる子らが通り掛かる。

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ある朝、家の時計を見たまる子とお姉ちゃんは遅刻したと思い慌てて学校に向かうが、いつもより早く到着する。帰宅後、時計が5分進んでいたと分かるが、そのおかげで良い事があったまる子はそのままにしておくことを提案。まる子は、5分前行動で心に余裕ができ、今まで目を向けていなかったことに気付く。

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新しい靴が足に合わず買い直してもらったお姉ちゃんは、最初の靴をまる子に譲ると言う。だが、まる子はお下がりばかりだと不満を漏らし、二人はけんかに。その後、買い直した靴でも靴擦れになってしまったお姉ちゃんは、お母さんやまる子のことを考えると言いだせず、同じ靴を履き続ける。そんな中、お下がりを嫌がるまる子は、ぬれた靴の代わりに小さくなった靴を履こうとする。

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ボタンを新しく付け替えた洋服を着てきたとし子ちゃんを見たまる子は、自分の服にもかわいいボタンを付けたくなる。だが、家にあったボタンの中には好みのボタンが見つからず、今よりおしゃれになると友蔵を説得し買ってもらう。お気に入りのボタンを見つけたまる子は、自分の手で服に縫い付けることにする。

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ひろしから紙鉄砲などの作り方を教えてもらったまる子は、その日の新聞紙を使い切りお姉ちゃんに怒られる。翌日、たまちゃんが学校の授業で使った新聞にパンダの写真が載った記事を見つける。まる子はパンダに興味を持つが、はまじがこぼした水をその新聞で吸い取ってしまい、記事が読めなくなってしまう。

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寝坊して慌てたまる子は、服を裏返しに着て登校してしまう。さらに、教室移動の授業で移動先を間違えたまる子は、クラスメートから笑われ、はまじからはうっかりしているとあきれられる。帰宅後、お母さんに手紙を出すよう頼まれたまる子は、季節外れに咲くサクラを見つけ、自分と同じでうっかりしていると喜ぶ。

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焼き芋の匂いに釣られた小杉が芋掘りをして思う存分食べたいと言いだすと、まる子も小杉に賛同する。みぎわさんは、まる子に慎むよう注意するが、花輪クンも焼き芋に興味を示したことで態度を一変。後日、みぎわさんの知り合いの農園へみんなで芋掘りに出掛けると、花輪クンが大きな芋をたくさん掘り当てる。

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まる子らは、新聞を読みながら水に浮かぶ外国人の写真を見て、死海の話で盛り上がる。すると、どうしても死海に入りたい山田は、自分たちで死海をつくろうと言いだすが、みんなに不可能だと反対される。その後、お母さんからスーパーで塩を買う山田やはまじらの姿を見たと聞いたまる子は、山田の家へ向かう。

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ひろしとけんかして家を飛び出した友蔵は、中野さんらを訪ねるが、誰にも会えない。喫茶店に入ろうにも財布を忘れ、家族が自分のことを捜していないか気になった友蔵は、家に戻ることに。だが、外から様子をうかがっていた友蔵は、友蔵にくしは要らないというまる子らの会話を勘違いし、家には戻らないと決める。

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