ちびまる子ちゃん 第2期のあらすじ一覧
「まる子、6月を楽しみたい」まる子は、毎日のように雨が降りしきる中、どんな時も楽しむのがモットーだという花輪くんの話を受け、連日の雨にうんざりしていた雨の日の楽しみ方を探すことに。/「雨漏り演奏会」はまじの家が雨漏りしていると聞いたまる子は、以前さくら家でも雨漏りをした時のことを思い出し、二人は雨音がまるで音楽に聞こえると盛り上がる。調子に乗ったはまじは自分の家でオカリナを吹いてほしいと花輪くんに頼み、まる子やたまちゃんも参加しての雨漏り演奏会が開かれることになる。
「まる子、コックさんに憧れる」お母さんと出掛けたまる子は、デパートの食品売り場でコックが無料で教えてくれるというフランス料理教室の誘いを受ける。一緒に3人まで参加できるため、まる子はたまちゃん、小杉、おじいちゃんと料理教室に参加することに。/「友蔵、フィッシングベストで頼られたい」まる子と散歩に出掛けたおじいちゃんはハンカチも財布も忘れてしまい、まる子に頼りないと言われてしまう。その後二人は釣具屋に向かうお父さんにばったり会い、一緒に付いて行くことに。普段見ることのないアイテムがいろいろある中、便利そうな“フィッシングベスト”を見つけたおじいちゃんは、それを着てまる子に頼られたいと思い付く。
まる子は、お父さんに潮干狩りに連れて行ってと頼むが、あっさり断られてしまう。落ち込むまる子だったが、たまちゃんに誘ってもらい、おじいちゃんと行くことに。砂浜で「たまちゃんもいつかお嫁に行ってしまうんですね」と語るおじいちゃんの言葉を聞いたたまちゃんのお父さんは、この日のたまちゃんの写真に収めようと決心する。一方、なかなか貝を見つけることのできないまる子とたまちゃんは、潮干狩りの会場で野口さんに会う。野口さんの話によると、貝を手にするには“貝脈”を見つけなければならないという。それを聞いたまる子とたまちゃんは途方に暮れてしまう。
絵画コンクールで入選したまる子は、全校集会で賞状をもらうことに。それを利用して、家族にご褒美をねだろうとするが、お父さんに「ご褒美がほしいから頑張る、なんて考えは良くない」と説教される。さらに姉の横やりも入り、結局ご褒美はなしに。翌日、気を取り直して表彰台に立つまる子だったが、急にトイレに行きたくなってしまう。
まる子とたまちゃんはおもちゃ屋のショーウインドウで大きなクマのぬいぐるみを見かける。後日学校でそのぬいぐるみの話をしていると、花輪くんが自分のぬいぐるみを見せてくれることに。店にあったぬいぐるみよりもさらに大きなぬいぐるみに、まる子とたまちゃんは大喜びする。
春休みのある日、まる子とたまちゃんは巴川(ともえがわ)の土手で四つ葉のクローバーを探すみぎわさんと出会う。みぎわさんに一緒にしおりを作ろうと誘われ、まる子とたまちゃんはみぎわさんの家に行くことに。そこで二人は先に来ていた前田さんと冬田さんとともにしおりを作り始める。
気持ちの良い春の日。川沿いを歩くまる子とたまちゃんは、菜の花のつぼみを摘む中野さんを見かける。まる子は中野さんに菜の花のつぼみを分けてもらい家に持ち帰り、少し苦みのある菜の花のおひたしを味わう。また、別のある日、花輪くんの家の庭の花鑑賞ツアーでいろいろな花を楽しむまる子とたまちゃんとみぎわさん。アフタヌーンティーを楽しんだ後、つぼみのチューリップの鉢植えをお土産にもらって帰る。
くす玉を見たまる子は、自分もくす玉でお祝いされてみたいと思う。まる子の願いをかなえようとする友蔵は、みまつやのおじさんから作り方を教えもらい、くす玉を手作りすることに。くす玉が完成したものの、まる子は「お祝いすることがないと割る気になれない」と言い出す。
まる子が野口さんの家に電話をすると、野口さんの兄・富士男が電話に出る。まる子は電話だと話しやすい印象の富士男に驚く。数日後、再びまる子が野口さんの家に電話をすると、富士男からホワイトデーのプレゼントは何がいいのかという相談を持ちかけられる。
まる子は、ピアノの発表会に向けて練習に励むたまちゃんが苦戦していることを聞き、心配になる。そんなたまちゃんを応援してあげたいと思ったまる子は、家の手伝いで小遣いをため、たまちゃんのために“学芸上達”のお守りを買ってプレゼントしようと思い付く。
火鉢の鍋であんこを煮ているおばあちゃんにまる子が理由を尋ねると、コンロで煮るよりもちょうどいい“あんばい”だからだと言う。その言葉を気に入ったまる子は、いろいろな場面で使う。そんな中、テストで思い通りの点数が取れなかったからと無我夢中で勉強する丸尾くんに出くわす。
お姉ちゃんが新しい手袋を編んでもらったのを見て、まる子は「もうお下がりは嫌だ」と言い出す。それを聞いたお母さんは、まる子にも手袋を編んでくれ、喜んだまる子は早速その手袋をはめて登校する。しかしその放課後、まる子は手袋を片方落としてしまったことに気付く。
ある日の放課後、藤木は巴川(ともえがわ)で変わった形の石を拾い、その石を自宅に持ち帰る。「何の役にも立たないけど思い出のあるものって捨てられないよね」と言ったまる子の話を思い出し、藤木は一人で笑う。藤木が学校でその石の話をすると盛り上がり、男子たちで面白い形の石を探しに行くことに。