刑事コロンボのあらすじ一覧
建築家のマーカムは、出資者である実業家のウィリアムソンの妻・ジェニファーと大規模な都市改造計画を進める。これに激怒したウィリアムソンは援助を打ち切ると宣言し、マーカムはウィリアムソンを連れ去る。その後、コロンボは建設中のビルの基礎工事に使うパイルに遺体が隠されているのではと推理する。
父が築いた大会社の御曹子であるロジャーは、現社長の叔父に過去の悪事を暴かれたことで会社を辞めるよう勧告される。さらに、叔父は会社の売却を計画していたことで、ロジャーは叔父の殺害を決意。手製の爆弾を愛用の葉巻に仕掛け、車は爆発する。コロンボはロジャーのささいな行動から彼に目を付ける。
兄のブライスが社長を務める会社の幹部であるピーターと交際するベスは、交際をやめないと彼を解雇すると宣告されたことで、兄の殺害を決意する。ブライスのキーホルダーから家の鍵を抜き取り、ブライスが窓の方にやって来たところを射殺。強盗と間違えて発砲したように見せかけるが、その計画には誤算があった。
探偵社の社長のブリマーは新聞王のケニカットから妻の浮気調査を依頼される。夫人の不貞についてうその報告をする見返りとして夫人にある要求をしたブリマーだったが、それを断られたために彼女を殺害。ブリマーは窃盗犯による犯行に見せかけるが、コロンボは遺体にあった傷から犯行の状況に疑問を持つ。
人気の推理作家コンビのジムとケン。しかし、実際に物語を書いていたのはジムだった。そんなある日、ジムはもっとシリアスな作品を書きたいと言って、ケンにコンビ解消を宣言する。すると、金に困っていたケンは生命保険金を目当てにジムの殺害を決意。そして、自らが考えたトリックで計画を実行する。
弁護士のレスリー・ウィリアムズは、夫を射殺して30万ドルの身代金を要求する脅迫状を自分宛てに郵送。誘拐事件をでっちあげる。ウィリアムズは生前の夫の通話を録音したテープとタイマー装置を利用して、夫から自宅に電話があったように細工。しかし、コロンボは彼女の電話の受け答えに違和感を覚える。
精神分析医のレイ・フレミングは、自身の患者である若い女優と愛人関係にあった。フレミングは妻・キャロルから離婚してこのスキャンダルを公表すると言われ、愛人と共謀してキャロルの殺害計画を実行する。自宅で強盗に襲われ殺されたように偽装し、その後、キャロルに変装した愛人と共に完璧なアリバイを作る。