ひぐらしのなく頃に解のあらすじ一覧
【最終回】部活メンバーと山狗部隊の戦いは最終局面を迎えていた。戦力の大半を失ってもなお、あくまで徹底抗戦を主張する鷹野。だがその時、富竹と赤坂の呼んだ番犬部隊のヘリが到着し、負けを悟った小此木と鷹野は山中へと逃亡を図る。降りしきる雨の中、再び全てを失った鷹野と対峙(たいじ)する部活メンバー。逆転を期し、魅音に銃口を向ける鷹野。最後に運命に勝つ者は誰なのか? 100年を生きた魔女・梨花が見つけたその解(こたえ)とは?
梨花を捕らえるため、再び追跡を開始する山狗部隊。圭一たち部活メンバーは入江につけられていた発信機を逆手に取り、山狗部隊の大半を裏山に誘い込む。作戦は功を奏し、山狗は沙都子のトラップに易々と翻弄(ほんろう)されるのであった。一方、別働隊として富竹を救出するため診療所に向かった赤坂たちに迎撃システムの毒ガスの脅威が!? タイムリミットまであと2分。打つ手はあるのか…?
必死の抵抗も空しく、富竹は山狗に拘束されてしまった。入江は圭一たちに急を知らせるべく診療所から脱出を図るが、追撃を受け、車ごと谷底に落ちてしまう。そこへ偶然通り掛かった詩音と葛西に助けられ、部活メンバーの隠れる園崎家の地下祭具殿へたどり着くが、山狗にその場所を知られてしまう。小此木率いる精鋭部隊による制圧作戦が始まり、圭一たちは次第に追い詰められていく。
運命の日、綿流し当日を告げる朝陽がまさに昇らんとする刻。勝利を確信した鷹野の元に突如、死後48時間を経た梨花の死体が発見されたという緊急連絡が入る。女王感染者である梨花の死、にも関わらず雛見沢が平穏なのは何故か!? 大混乱に陥る鷹野、そして山狗部隊。しかしこれこそ部活メンバーの考えた秘策、そして大石の協力の証だったのだ。プロの特殊部隊を相手にどこまでだまし通せるのか? 自らの人生をも賭した大石の一世一代の大芝居が、今、幕を開ける。
惨劇をくい止めるために必要なのは、全員の結束。1人でも欠けてはならない…それが過去の世界で梨花が学んだ全てだった。梨花は富竹と入江に対し、陰謀の裏側に鷹野がいる可能性を指摘する。そこへ大石と赤坂も現れる。赤坂との再会を喜ぶ梨花。さらに真相を知らされた部活メンバーも快く協力を誓う。いよいよ頼もしい仲間たちがそろった! そして皆が考えた奇策とは…。果たして、鷹野の計画を阻止するすべはあるのか!?
再び巡る昭和58年6月、圭一に続いて転入してきた「古手羽入」。過去の世界でずっと逃げ続けてきた羽入が、梨花と共に運命に立ち向かう決意をしたのだ。部活への入部を志願した羽入は、晴れて部活メンバーの一員として迎えられる。一方その頃、警視庁公安部には一人前の刑事に成長した赤坂の姿があった。新しい世界で、何かが変わろうとしている…ところが梨花の様子がおかしい。前の世界でついに知った「敵」を忘れてしまっていた。
昭和57年、6月。沙都子と叔母の確執に悩む悟史。沙都子のために「部活」を提案する魅音。茨城から雛見沢に戻り、新しい生活を誓うレナ。4年目も起きてしまった、連続怪死事件…“オヤシロさまのたたり”。その直後、悟史の様子がおかしくなる。彼の“転校”の真相とは…。そして昭和58年。役者はそろい、雛見沢に「新しい風」が吹き始める。
さまざまな人々の思惑を含んで雛見沢に設立された入江機関=入江診療所。ダム計画を巡る村人同士の対立、その矢面に立ってしまった北条家。沙都子と叔母の不仲の狭間で苦しむ悟史。行き詰る「雛見沢症候群」の研究。そして、1年目のバラバラ殺人の発生。いよいよ“オヤシロさまのたたり”と呼ばれる連続怪死事件が幕を開ける。
児童相談所と圭一たち部活メンバーとの駆け引き。それは、大人も巻き込んでの大掛かりな動きになろうとしていた。Kの盟友・亀田やエンジェルモート美女軍団、さらには入江や鷹野まで圭一たちに協力してくれることに。そんな中、3日ぶりに登校してきた沙都子は教室内で突然パニックを起こす。もはや沙都子を救うためには一刻の猶予も無い!