FAIRY TAIL 第1シリーズのあらすじ一覧
時間の流れの違いにより、ナツたちは貴重な修業期間を失ってしまう。フィオーレではナツたちが大魔闘演武に参加することが知れ渡り、盛り上がる。困り果てるナツたちは、何者かの呼び出しを受け出向いた場所で、今も投獄されているはずのジェラールと“悪魔の心臓(グリモアハート)”のウルティア&メルディに出会う。3人は、ナツたちがある依頼を受けてくれたら、その代わりに大魔闘演武で戦えるよう魔力を増大できるようにしてくれるという。
久しぶりの手合わせで、ナツがマックスに苦戦する。天狼島組が眠っている間も修行を積み、着実に強くなっていたライバルの姿に、ナツたちは失われた7年の大きさを痛感する。手っ取り早く魔力を上げられる方法を探すものの、ポーリュシカに一喝される。そして、この7年の間にギルドの勢力図も一変し、今や最弱ギルドに成り下がってしまった“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”だが、その汚名を一気に返上する方法があるという。
星空の鍵を巡る戦いが終わり、いつも通りの騒がしさを取り戻した“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”のギルドに、バイロたちレギオン隊の面々がやってくる。事件解決を祝って、全員入り乱れてのうたげが始まる。一方、とある二人の魔導士が帰還したナツについて話していた。それぞれにネコを連れた二人が所属するギルド“剣咬の虎(セイバートゥース)”は、ナツたちが天狼島で眠っていた7年の間にフィオーレ最強に上り詰めたという。
無限時計を巡る“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”、レギオン隊、“新生六魔将軍(オラシオンセイス)”の三つどもえの戦いは激しさを増していく。ナツたちは教会襲撃を続けるオラシオンセイスとフィオーレ各地で大激闘を繰り広げる。その頃、評議員のラハールとドランバルトは、とある教会の奥で一人の少女と出会う。「生きる事を諦めた」という彼女に、ドランバルトは自分が見捨て死なせてしまったと思い込んでいるウェンディの面影を重ねる。
ダンを倒したナツたちの前に、レギオン隊をたばねるバイロが出現。一方、時計の部品を手に入れていたミラジェーン、エルフマン、リサーナの3人の前に、レギオン隊のマリー・ヒューズが現れる。人間を意のままに操ることの出来るタクトを持つヒューズは、ミラジェーンの体からサタンソウルだけを引きずり出し、エルフマンとリサーナは暴走するサタンソウルに倒されてしまう。弟妹を助けることが出来ないミラジェーンは、サタンソウルを凌ぐ、封印されていた第二の魔力を出現させる。