ガールズ&パンツァー GIRLS und PANZERのあらすじ
黒森峰のマウスの圧倒的な力に押される大洗女子。だが、ここでマウスを倒さなくては、形勢の逆転はあり得ない。カメさん(生徒会)チーム、アヒルさん(バレー部)チーム、そしてあんこうチームは捨て身の作戦で挑む。はたして活路は開けるか。
黒森峰女学園との激しい戦いは続く。火力と数に勝る黒森峰に対抗するため、長期戦に持ち込みたい大洗女子。みほは地形的に有利な山の上に陣取るため「もくもく作戦」「パラリラ作戦」を連続して展開する。だが、それには動じず、正攻法で対抗する黒森峰。ようやく山の上に集結した大洗女子は、攻勢をかけ最終的に2両の黒森峰戦車を倒す。これで7対18。みほの繰り出す作戦が効果を挙げ、試合の流れは大洗女子に傾いているように見えたが…。
弱小チームながらも、メンバーの知恵と勇気と友情で辛くも戦車道全国高校生大会を勝ち進んできた大洗女子学園。いよいよ黒森峰女学園との決勝戦がスタートした今、改めてみほと優花里がこれまでの道のりを対戦相手のメンバーや使用車両、戦術の解説を交えながら振り返る。
辛くもプラウダ高校を下し、決勝進出を決めた大洗女子学園。その戦いを見たみほの母しほは、みほの戦いを「邪道」と一蹴。黒森峰女学園の隊長まほに決勝戦では「王者の戦いを見せてやりなさい」という。一方、大洗女子は決勝戦に備えて、戦力の増強と各戦車の武装強化に余念がなかった。最後の練習を終えたみほたちは、みほの部屋で沙織お手製のカツを囲み食事をする。そして決勝戦の会場は、戦車道の聖地・東富士。そこに黒森峰女学園の戦車が到着する
プラウダ高校に包囲され、廃虚の中に追いつめられた大洗女子学園。メンバーの一部に「ここまでがんばったのだから」という空気が流れた時、生徒会長・角谷がこの大会で絶対に負けられない理由を明かす。衝撃の事実に寒さと飢えが加わり、士気のあがらないメンバー。その時、みほが取ったのは思わぬ行動だった。期限の時間が来てプラウダ高校から降伏か否かを確認する伝令が来る。その伝令に対してみほは「最後まで戦います!」と宣言する。