明日の光をつかめ・2013 夏のあらすじ一覧
最終回 浩樹(柾木玲弥)が入院先の病院から突然姿を消してしまう。翔太(須賀健太)らが必死で浩樹を捜す中、蒼(須田アンナ)が見つけ出す。蒼に恋心を抱く浩樹は、蒼の通う高校である計画を実行しようとしていたことを明かす。しかし蒼に制止され、無事に病院に戻る。蒼らは、北山(渡辺いっけい)から浩樹の病状の説明を聞いて衝撃を受け、莫大な手術費用をどうやって工面するか悩む。そんな中、今度は翔太がかぼちゃハウスを抜け出し、行方をくらましてしまう。世の中に未練はないと考えていた浩樹は、北山らと暮らすうちに死ぬことが怖くなったと、心境を北山に打ち明ける。
蒼(須田アンナ)らはダンスチーム「ドテカボチャ」を結成してダンスコンテストの番組に出演する。見事優勝するが、何者かがテレビ局にクレームの電話を入れたため放送中止が決まってしまう。程なくして、由香里(荒川ちか)がテレビ局に電話をした犯人を偶然見つける。蒼は電話をした犯人が兄を死に追いやった相手と知って復讐を決意。しかし蒼は北山(渡辺いっけい)になだめられ、これまで胸に秘めていた思いを激白する。そんな中、浩樹(柾木玲弥)の病状が悪化して入院してしまう。一人で浩樹の元を訪ねた由香里は、浩樹がお互いネットで相談していた相手だと察する。
小学2年生の真之介(黒澤宏貴)は、”じんにぃ”と慕う仁(浅香航大)に誘われても一緒に風呂に入るのを拒み、蒼(須田アンナ)ら女性とばかり入浴していた。そんな真之介の行動を北山(渡辺いっけい)らは不思議に思う。程なくして、真之介の両親の事で児童相談所の職員が北山を訪ねてくる。真之介には父親の違う妹がいて、大変な目に遭っていると聞く。北山は、職員の話から真之介が女性とばかり風呂に入る理由を導き出す。しばらくして、病状が安定している浩樹(柾木玲弥)に朗報が届く。心臓移植手術を受ければ完治することが分かり、北山は浩樹の実家を訪ねる。
北山(渡辺いっけい)は、克巳(尾関伸嗣)の婚約者・美里(小林涼子)の亡き兄が北山の家族を殺した犯人だと知って以来、施設の子供たちと距離を置いていた。そんな中、蒼(須田アンナ)の一言をきっかけに、北山は13年前の出来事を蒼や翔太(須賀健太)らに打ち明ける。翔太は北山の話を聞いてから心境に変化が。かつて傷害事件を起こした過去と向き合い、被害者男性への謝罪を決心する。蒼と一緒に大けがを負わせた相手の病院を訪ねるが、2年もの間意識不明の状態だと知り衝撃を受ける。被害者家族が金銭面で困っていると知った翔太は、金を稼ごうと犯罪に手を貸してしまう。