ＴＲＩＣＫ番外編　警部補　矢部謙三2

綾小路家の当主・秀麻呂（浜田晃）から御手洗（大和田伸也）に事件の再捜査の要望が入る。20年前に、事故死と判断された事件が、殺人ではないかという。当時の捜査責任者だった御手洗は、”再捜査に一番優秀な人間を”という要請に、事件をうやむやにする可能性を期待して矢部（生瀬勝久）を送り込む。

”闇の警視総監”を名乗る人物による3件目の殺人事件が発生。世間では、警察が裁けない悪に罰を与える闇の警視総監を支持する声も多くなる。そこで、御手洗（大和田伸也）らは警察の誰かを悪人に仕立て上げ、犯人に襲わせるおとり作戦を立案。御手洗は矢部（生瀬勝久）をおとりにし犯人逮捕をもくろむ。

来日中のクーリット王国の次期国王・ゾーケン王子（生瀬勝久）が狙撃される。今回は難を逃れた王子だったが、警察ではクーリット王国と協力して犯人逮捕に当たることに。そこで、王子にそっくりな矢部（生瀬勝久・二役）が王子のおとりとなって、大使館で開かれるパーティーに出席することになる。

アメリカで日本人外科医が殺された。手口から世界的に有名な暗殺者・コヨーテの犯行と断定。コヨーテが外科医に化けて日本に入国したと知った御手洗（大和田伸也）は、矢部（生瀬勝久）に捜査を任せる。コヨーテが著名な医師たちが集まる慰労会に参加する情報をつかんだ矢部は、温泉宿へ向かう。

財界の重要人物ばかりが相次いで事故死する。事故死した全員が、銀座の高級クラブのママ・一子（井上和香）と婚約していたことが分かる。矢部（生瀬勝久）は、”貿易会社の社長”と身分を偽り一子の店に潜入。一子のマンションに上がり込むことに成功するが、彼女に催眠術をかけられてしまう。

警視総監の御手洗（大和田伸也）宛てにウイルステロの犯行予告が届く。容疑者は世界中のテロ組織とパイプを持つ科学者で、矢部（生瀬勝久）は御手洗からICPOの女性刑事と捜査に当たるよう命じられる。その後、矢部らは科学者の信奉者がオーナーを務めるフレンチレストランに潜入し、接触を試みる。

新番組　「TRICK」シリーズ（’00年ほか）の刑事・矢部謙三（生瀬勝久）が主役のスピンオフドラマの続編。”碧き予言者”を名乗る人物が犯行予告を残して宝石を強奪する事件が発生する。矢部らが御手洗（大和田伸也）の警視総監就任を祝う会の警備をしていると、その会場にも”碧き予言者”からの犯行予告が届く。