ごちそうさんのあらすじ一覧
戦後1年以上たっても、め以子(杏)は”アメリカ”を受け入れることができず、悠太郎(東出昌大)を待ち続ける。そんな中、め以子をモデルにした室井(山中崇)の新聞連載小説が評判に。室井はファンの美しい女性と蔵座敷で会いたいと言いだし、め以子は桜子(前田亜季)に連絡する。やがてGHQが甲子園での野球大会を取り消し、め以子らは署名運動を開始。希子(高畑充希)は街頭インタビューで後押しするが、モリス大尉(トーマス・リンドブルーム)に叱責される。め以子は、モリスから協力の見返りに”最高の日本料理”を求められ、知恵を絞る。
警察の摘発に反抗し連行されため以子(杏)が釈放される。闇市で商売ができなくなっため以子は、希子(高畑充希)が勤める放送局で弁当を売り始める。そこで進駐軍の大尉に気に入られるも、戦死した活男(西畑大吾)を思い食って掛かる。程なくして、め以子は倉田(綾田俊樹)の発案で料理を出す”蔵座敷”を始めることに。悠太郎(東出昌大)が建てそうな店にしたいと考えていため以子の前に竹元(ムロツヨシ)が現れ、斬新なデザインによる”蔵座敷”が完成。その後、め以子の元に活男の戦友だった小関(興津正太郎)が訪れる。
1945(昭和20)年8月。和枝(キムラ緑子)の嫁ぎ先で終戦を迎えため以子(杏)は、西門家の焼け残った蔵で家族の帰りを待つことに。生計を立てるため、め以子は闇市で売り物にならない馬の餌用のイモを安く仕入れ、揚げて売ることを思い付く。折よく再会した源太(和田正人)の助けを借り、次第にやりがいを感じるように。やがてめ以子はちんぴらの香月(波岡一喜)に闇市の一角に屋台を集めて”うまいもん横丁”をつくらないかと誘われる。そんな中、ふ久(松浦雅)らの無事が分かり、泰介(菅田将暉)も復員。程なく静(宮崎美子)も戻って、め以子の周りはにぎやかになる。