ごちそうさんのあらすじ一覧
ふ久(松浦雅)の出産中、ついに大阪に空襲が。め以子(杏)は悠太郎(東出昌大)の手紙の指示通り、安全な地下鉄に向かう。駅員に直談判し、駅を開放させため以子らは難を逃れる。だが、家は焼失。気落ちするめ以子は、泰介(菅田将暉)の勧めに従い、和枝(キムラ緑子)の家に身を寄せることに。程なく和枝のいけずに刺激され、め以子の気合も復活。安心した泰介の元に赤紙が届く。泰介は戦地に行く前に和枝の作った柿の葉ずしが食べたいとめ以子に願い出る。め以子は和枝の助けを借りて、柿の葉ずしに代わって笹の葉ずしを振る舞い、泰介を送り出す。
悠太郎(東出昌大)は空襲に備えた建物疎開を担当し、責任者として気苦労を重ねる。その上、市民への防空指導も任されることに。悠太郎の体調を心配するめ以子(杏)は、おいしいご飯を作っていたわる。やがて防空指導の日。建物の消火方法を指導するべき場で、悠太郎は自分の命を優先するようにと声高に叫び、逮捕されてしまう。め以子は悠太郎を助けるべく奔走。悠太郎は程なく釈放されるも市役所を解雇され、陸軍の軍属として満州に送られることに。め以子の笑顔を曇らせたくない悠太郎は、家族に黙ってたつことを決意する。
1944(昭和19)年4月。静がふ久(松浦雅)に縁談を勧めるも、め以子(杏)は結婚に興味のないふ久にはまだ早いと主張。だが、ふ久が弘士(中山義紘)の子供を産みたいと突然言いだし、一同は仰天。悠太郎(東出昌大)が反対する中、め以子はふ久の気持ちを尊重したいと考える。一方、工場で働く活男(西畑大吾)が海軍への入隊を志願。め以子は猛反対するが、活男は船上でコックの修業をしたいと譲らない。困り果てため以子は、ふ久の結婚内祝いの料理を活男と一緒に作ることに。活男に料理をさせることで、翻意させようともくろむ。