ごちそうさんのあらすじ一覧
泥酔した捨蔵(近藤正臣)が乱入し、希子(高畑充希)の見合いは破談に。悠太郎(東出昌大)はあぜんとし、和枝(キムラ緑子)は激怒。め以子(杏)は捨蔵が悠太郎らを捨てて家出した父・正蔵その人だと聞かされ驚く。一家を仲直りさせたいめ以子は、正蔵を憎む悠太郎と衝突してしまう。そんな折、桜子(前田亜季)と室井(山中崇)が駆け落ちし、西門家を訪れる。め以子は源太(和田正人)を頼り、桜子らを高木馬介(中村靖日)の喫茶店の2階に住まわせてもらうことに。程なく家を追われため以子と希子も喫茶店へ。め以子は喫茶店をはやらせるため、看板メニュー・焼氷の改良に取り掛かる。
西門家にガスが引かれ、給料は悠太郎(東出昌大)が管理することに。不愉快に思う和枝(キムラ緑子)は悠太郎に、め以子(杏)と源太(和田正人)の仲が怪しいと吹き込む。取り合うつもりのない悠太郎だったが、め以子と源太の仲むつまじい様子を目撃。勘違いした悠太郎は、程なく源太と口論になる。そんな折、和枝が希子(高畑充希)に縁談を持ち掛け、強引に進める。め以子は捨蔵(近藤正臣)の助言を受け、和枝の目を盗んで希子の相談相手に。やがて見合い当日、静(宮崎美子)が面白がって傍観する中、め以子は破談にしようともくろむ。だが、和枝に蔵に閉じ込められてしまう。
おいしい料理のために食材からこだわりたいめ以子(杏)だが、和枝(キムラ緑子)に食費を削られてしまう。源太(和田正人)はめ以子に捨蔵(近藤正臣)を紹介。捨蔵は、残り物の食材で料理を作るのがうまいことから”ほうるもんじいさん”と呼ばれていた。捨蔵の見事な腕前を目の当たりにしため以子は、わずかな食費でやりくりしようと工夫を重ねていく。そんな折、和枝から「魚島季節のご挨拶」に合わせたタイの手配を頼まれる。和枝に認めてもらいたいめ以子は奔走。め以子を心配する悠太郎(東出昌大)は、め以子がイク(財前直見)に宛てた手紙を読んでしまう。
1923(大正12)年春。西門家に嫁入りしため以子(杏)は食事係を任されるも、悠太郎(東出昌大)の姉・和枝(キムラ緑子)らが関東の味付けを受け付けないため四苦八苦。さらに、め以子を嫁として認めない和枝から嫌がらせをされ憤慨。だが、関西の昆布だしに慣れるべく努力する。片や悠太郎は市役所に就職し、建築課の大村(徳井優)の下で木造建築を担当することに。しかし、コンクリート工学専門の悠太郎は木造の図面を引けず、大村から嫌みを言われまくる。悠太郎は憤然とするも、大阪に慣れようと前向きに頑張るめ以子を見て意識を改める。