花子とアンのあらすじ一覧
最終回 吉平(伊原剛志)の葬儀を終え、東京に戻った花子(吉高由里子)は翻訳した「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」を世に送り出すべく出版社を回る。だが、作者のモンゴメリが日本で無名だったこともあり、どこからも色よい返事をもらえない。そんな折、花子が闇市のかよ(黒木華)の店を訪ねると、警官に追われる二人の戦災孤児が逃げ込んでくる。とっさにかくまったかよは、姉妹だという二人におにぎりを与え、しばらく面倒を見ることにする。一方、龍一(中島歩)が、村岡家を訪ねてきて、花子らに蓮子(仲間由紀恵)の最近の様子を打ち明け
1945(昭和20)年4月、空襲が大森の町を襲う。花子(吉高由里子)は美里(三木理紗子)を連れて逃げ、翌朝村岡家へ戻ってくる。青凛社は全焼していたが、英治(鈴木亮平)らは無事だった。そして終戦。花子はさまざまな思いを抱きながら「アン・オブ・グリン・ゲイブルズ」の翻訳に打ち込み、ついに完成させる。そんな中、蓮子(仲間由紀恵)の元に純平(大和田健介)の戦死の知らせが届き、蓮子は悲嘆に暮れる。一方、憲兵だった吉太郎(賀来賢人)は時代の急激な変化に苦悩し、醍醐(高梨臨)はそんな吉太郎を案じる。その折、甲府の吉平(
日米開戦で世間は戦争一色となった。かよ(黒木華)は雪乃(壇蜜)に誘われる形で婦人会に加わり、出征兵士の見送りなどの活動にいそしむ。そんな中、英語は「敵性語」と見なされ、花子(吉高由里子)の家に石が投げ込まれる。花子は、もも(土屋太鳳)からも花子の仕事のことで近所の人になじられたと聞き、自分が英語に関わる仕事をしているという理由で非国民のように扱われる事にショックを受ける。戦況は悪化していき、1944(昭和19)年。本土空襲の危険がささやかれる中、吉平(伊原剛志)が村岡家を訪れ、花子らに疎開を勧める。