花子とアンのあらすじ一覧
はな(吉高由里子)が教員になり4年の月日が流れた。ある日、行商から戻った吉平(伊原剛志)がもも(土屋太鳳)に縁談を勧める。縁談相手の青年が北海道への移住を決めていたため、ももは乗り気になれない。程なくももが朝市(窪田正孝)に恋していることに気付いたはなは、二人を結び付けようとする。そんな折、はなの元に9年間絶交状態だった蓮子(仲間由紀恵)から歌集と手紙が届く。蓮子に触発されたはなは新作童話に着手するも、筆が進まず断念。一方、ももが朝市に失恋し北海道に嫁ぐことに。はなはもものために夢中で童話を書き上げ、上京して梶原(藤本隆宏)を訪ねる。
短編童話が入賞し地元で有名になったはな(吉高由里子)に、地主の徳丸(カンニング竹山)が縁談を持ち掛ける。縁談相手の啓太郎(川岡大次郎)は、安東家の借金を肩代わりし、家族の面倒も見ると話す。だが、家庭に入るという条件にはなは戸惑う。そんな中、吉平(伊原剛志)が4年ぶりに帰宅すると、吉太郎(賀来賢人)は長らく音沙汰もなかったことを責める。吉平は家族に苦労を掛けたことを猛省し、はなとふじ(室井滋)は優しく受け入れる。一方、蓮子(仲間由紀恵)は伝助(吉田鋼太郎)との結婚生活にへきえきし、文化活動を楽しむように。その折、新聞社の黒沢(木村彰吾)と出会う。
1913(大正2)年4月。はな(吉高由里子)と朝市(窪田正孝)は尋常小学校の教員になり、はなが6年生、朝市は3年生の担任に。だが、はなのクラスは騒がしく、先輩教師の緑川(相島一之)が激怒。そんな中、はなは貧乏だが想像力豊かなたえ(伊藤真弓)を気に掛けるも、本多校長(マキタスポーツ)から注意されてしまう。1カ月後、たえが学校を中退して親戚の家へ。はなはたえを励ますため童話を書き、たえの目に触れることを願って児童文芸誌に投稿する。その作品が賞に選ばれ、上京したはなは懇親会で英治(鈴木亮平)や亜矢子(高梨臨)らと再会を果たす。
蓮子(仲間由紀恵)と九州の石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)の婚約に女学校は騒然。蓮子が家の犠牲になっている事を知らないはな(吉高由里子)は、お金のために結婚して恥ずかしくないのかと蓮子を責め立て、二人は決別。蓮子は結婚して福岡にたつ。1913(大正2)年1月、はなは高等科の最上級生に。富山から、卒業後は英語教師として学校に残るように勧められ、進路に迷う。そんな折、はなは東京で就職活動を始めるも、甲府でふじ(室井滋)がはなの帰りを待っていると知り、帰郷を決意する。同年3月、はならは卒業式を迎える。