花子とアンのあらすじ一覧
大文学会以来、はな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)は親友になり、夢を語り合うなど女学校生活を満喫。本科卒業後も高等科に進みたいはなだが、家族への罪悪感から進路に迷う。そんな折、出版社でアルバイトを始め、翻訳の仕事を経験。そこで印刷会社の村岡英治(鈴木亮平)と出会う。一方、蓮子は兄の晶貴(飯田基祐)から九州の石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)との再婚話を持ち掛けられる。断固拒む蓮子だが、莫大な結納金で家を再興させたい晶貴に泣き付かれ、絶望する。はなにも打ち明けず、はなと訪れた甲府で悲しい決断を下す。
はな(吉高由里子)のクラスが大文学会で「ロミオとジュリエット」を上演することになり、はなが翻訳・脚色の担当に選ばれる。人気のジュリエット役は亜矢子(高梨臨)に決まるが、ロミオ役に蓮子(仲間由紀恵)が立候補して周囲を驚かせる。蓮子は舞台で目立つことで、兄の晶貴(飯田基祐)に復讐したいと考えていた。しかし蓮子は稽古に真面目に参加せず、亜矢子が激怒。ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)は二人の役を入れ替え、真剣に取り組むよう指導する。はなは蓮子のことを気にしつつ脚本を完成させ、やがて舞台の幕が上がる。
1909(明治42)年4月、はな(吉高由里子)より8歳上の伯爵家令嬢・蓮子(仲間由紀恵)が女学校に編入。寄宿舎の個室を与えられた蓮子は、周囲になじもうとせず高飛車な態度で富山(ともさかりえ)にも反発。世話係を任されたはなは人使いの荒い蓮子に振り回される。やがてはなは、蓮子の勧めで酒と知らずにぶどう酒を飲み、泥酔して騒ぎを起こす。だが蓮子は、はなが勝手に飲んだと証言。蓮子には罰が課せられ、はな一人が退学の危機に。はなは家族に申し訳ないと猛省し、ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)から処分が言い渡されるのを待つ。