碧の海・LONG SUMMERのあらすじ一覧
大人たちのエゴや憎悪を目の当たりにした彩(米山実来)は、深く傷つき声を失ってしまう。一日も早く彩に元気になってほしいと願う舞(奥菜恵)は、彩の生活環境を変えることを決意し、しばらく沖縄で彩と一緒に過ごすことに。そんな中、彩を追い詰めた勲(板尾創路)が沖縄の開発に再び目を向け、航太(徳山秀典)に協力を求める。故郷を失いかねない事業に協力する航太は「何もかも忘れたい」と舞に胸の内を吐露。舞は、全てなかったことにはできないと涙ながらに訴える。数日後、夏帆の墓を訪れた航太は妹に永遠の別れを告げ、意味深な言葉を投げ掛ける。
航太(徳山秀典)の元を訪ねた美樹(遊井亮子)が、彩(米山実来)の実父・勲(板尾創路)の存在を明かしたことを責める。一方、舞(奥菜恵)は自身の出生の秘密を知った彩のためにできる限りのことをしようと誓う。ある日、美樹が彩を連れて沖縄に里帰りすることに。14年間音信不通だったことを不安に思う美樹は、舞に一緒に付いてきてほしいと頼む。快く引き受けた舞は、航太も半ば強引に誘う。舞が航太を沖縄に同行させたのは、昔の航太に戻ってほしいからだった。かつての島での日々を思い出す航太は、舞に優しくほほ笑んだ次の瞬間、提出していなかった婚姻届を破り捨ててしまう。
舞(奥菜恵)は、美樹(遊井亮子)の娘・彩(米山実来)を守るため、航太(徳山秀典)との偽装結婚を受け入れる。舞に婚約を破棄された圭吾(尾形貴弘)は、航太の企てた結婚と確信し、舞に真相を教えるよう迫る。一方、麗華(上野なつひ)は舞と航太の結婚に対して日に日に怒りが込み上げ、ある行動に出る。そんな中、勲(板尾創路)の元に彩のDNA鑑定書が届く。美樹の仕業だと勘違いした勲は、弁護士の安岡(ほっしゃん。)に金で解決するよう指示する。程なく、舞が彩をかばってけがをし入院する。自らの復讐で彩を巻き込んだことに罪悪感を抱く航太は病院に向かうも、舞に会わず立ち去る。
ある日、舞(奥菜恵)は姿を消した美樹(遊井亮子)の居場所を突き止め会いに行く。舞は美樹が航太(徳山秀典)の父親・晴雄(木村祐一)と暮らしていることにぼうぜんとする。程なく、舞は美樹の娘・彩(米山実来)の存在を知り、父親は勲(板尾創路)だと確信。舞は再び美樹の元を訪ねるが、航太(尾形貴弘)に見られてしまう。そんな中、勲が航太の故郷・古宇利島を巻き込んだ沖縄再開発を計画。一方、航太は勲と彩のDNA鑑定を行い、復讐に利用しようと企てる。舞は、父親のことをわびるため航太を訪ねる。航太はDNA鑑定書を舞に見せ「彩を巻き込みたくなければ、俺と結婚しろ!」と迫る。