NHK連続放送劇の映画化作品の第3部、4部。稲垣浩監督、松田定次監督の弟子にあたる松村昌治監督の代表作である。海賊に滅ぼされた黄金城の秘宝をめぐって、正義の士や悪代官、妖術師などが華々しい戦いを繰り広げる。里見浩太朗、山城新伍らの若々しい武者ぶりが目にあざやか。娯楽時代劇として申し分ない仕上がりだ。 黄金城の王子、火打丸(河原崎)以下13名の武者たちは、竜神太郎(楠本)の妖術で焼かれそうになるが、孔雀の勾玉によって命拾いした。勾玉、短刀、鏡の3つがそろえば、秘宝の謎が解ける。だが、鏡を持つ紅菊(吉川)らはたたりの妖術にかかり、左近(澤村)の命を狙う。時の執権・松永弾正(柳)は彼らの行く手を執拗に阻む。
Q&A
- 新諸国物語 黄金孔雀城の出演者、スタッフは誰ですか?
- 出演者は澤村宗十郎、川口のぶ、山城新伍、河原崎長一郎ほか、スタッフは松村昌治(監督)、結束信二(脚本)です。