吉田類の酒場放浪記

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埼玉・上福岡の「田舎家・和」を紹介する。同店は新潟出身のマスターの手料理と、地酒を楽しむことができる酒場。店内には店で初めて出会い、今では旅行にも一緒に出掛ける仲だという常連客がひしめき合っている。吉田類はマスターが繰り出す家庭的だがハイカラな料理を味わい、ママとの和やかな会話を楽しむ。

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埼玉・鶴瀬駅の「忠八」を訪れる。駅からすぐの場所にある同店は、明るいうちからにぎわう酒場。35年目という歴史がある家族経営の同店には、壁全面に貼られた品書きの短冊が並んでいる。どのメニューも都心の半分ほどの値段設定で、吉田類も驚きを見せる。吉田は人気の「刺身」を注文し、酒とともに味わう。

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東京・葛西の「おはなぼう」を紹介。葛西駅から徒歩10分の住宅地にある一軒家の同店は、生け花が趣味のおかみが営む酒場。元建築関係で働いていたおかみの夫が手掛けた店内には、けやきの一枚板で出来たカウンターが置かれている。吉田類はおかみの手料理とともに、群馬の地酒を味わう。また、締めには「鯛茶漬け」を堪能する。

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千葉・浦安駅と舞浜駅のほぼ中間の位置にある「居酒屋のぶし」を訪れる。同店は東京生まれ浦安育ちの店主が、母親ら家族と開いた一軒家の酒場。「刺身」や「煮付け」などの魚介料理が自慢で、北海道名物の芋団子も提供している。吉田類もさまざまな料理を味わい、最後はどぶろくを片手に手作りの「かぼちゃプリン」で締める。

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東京・羽村の「大衆小料理 かみ山」を訪問。創業40年となる同店は、釣り好きのマスターが先代である父親から店を受け継ぎ、現在は夫婦で営んでいる。店では、海だけでなく川釣りもするマスターの目利きで仕入れた魚介を安価で提供しており、吉田類も魚介料理とともに季節限定の「亀口酒」を堪能する。

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東京・牛浜の「あきっぽ」を訪れる。縄のれんに赤ちょうちんが目印の同店は、昭和レトロなインテリアに囲まれた店内だが、洋食店出身の店主・あきちゃんが営んでいる。だが、焼き鳥をメインに始めた店のため、炭火で焼かれた焼き鳥が店の一番人気だと店主は語る。吉田類はお薦めの料理を注文し、酒とともに味わう。

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東京・木場「せんて」を紹介する。同地の大門通りの路地で30年余り営んでいる酒場は、豊洲生まれ木場育ちの大将が母親と開いた店。20銘柄ほどの地酒や焼酎を豊富にそろえており、下町価格で提供している。吉田類は店の三大名物「牛もつ煮」、イカの刺身をコチュジャンで和えた「イカフェ」「せんて風玉子焼」を味わう。

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東京・門前仲町駅「男鹿半島」を訪れる。秋田出身の大将と東京生まれのおかみが開いた同店。店名からも分かるように秋田料理を提供しており、吉田類はカウンター席で「とんぶり」や「キノコ」などを使用した季節の料理を堪能する。また、吉田が店内で常連客からもらった手作りのきりたんぽを使った「きりたんぽ鍋」を締めに味わう。

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東京・東久留米「なごみ家 佳辰」を紹介する。店先の杉玉が目印の同店。吉田類はその杉玉の下に並ぶ日本酒のラインアップに店への期待を膨らませる。日本酒の利き酒が得意だと語るマスターは、沖縄の“泡盛大使”の称号も持っている。吉田類は低温調理した「レバ刺し」など、酒に合う数々の料理を味わう。

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東京・ひばりヶ丘駅近くの「福島屋豆腐店」を訪れる。同店は半世紀以上続く豆腐店だが、23年前に店舗を建て替えた際に、立ち飲みができるカウンターを設置。メニューには豆腐料理だけでなく日替わり料理も並ぶ。また、つまみにはローカルルールなどもあり安価で楽しむことができる。吉田類は好物の「ゆば刺し」を味わう。

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神奈川・たまプラーザ駅近くの「とりびより」を訪れる。吉田類はマスター手書きのイラストが付いたメニューの中からお薦めの「砂肝のえんがわ」と呼ばれる希少部位を注文。焼き物はそのほかにもマスター考案のオリジナルメニューが豊富にそろっている。また、吉田はマスターの実家が作った酒米を使った酒も味わう。

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横浜・青葉台駅から徒歩5分の所にある「能登屋」を訪問。創業して48年になる同店は、同地で最古参の店。屋号にもなっている石川・能登出身の主人が営んでおり、吉田類はメニューの中から「能登のごちそう・刺身の盛り合わせ」を注文する。また、おかみが母親から“秘伝の作り方”を受け継いだコロッケも味わう。

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東京・八王子「多摩一」を紹介する。駅前の再開発により地下で営んでいる同店。初代の出身地、東京・檜原村で切り出した杉の大木を使った店内は、柱やテーブルの木のぬくもりを感じながらくつろぐことができる内装になっている。家族経営をしている同店で、吉田類は煮込みを注文し、ゆったりとした時間を堪能する。

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