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2011年3月30日スタート 毎週月曜夜10:25/NHK Eテレ
マルクスの「自省録」を4週にわたり解説。第2回は、「他者と共生する思想」を読み解き、憎しみや対立を超え寛容に生きていく方法を学んでゆく。
第16代ローマ皇帝であるマルクスの「自省録」を4週にわたり解説。第1回は、マルクスが著書を通じて捉え直そうとした“幸福”の意味を探る。
夏目漱石の「明暗」を取り上げる。「まだ奥があるんです」という象徴的な言葉が冒頭で発せられる「明暗」は、日常の中に、底知れぬ「奥」が存在することをさまざまな形で突きつける。本作に込められた漱石最晩年の境地に迫るとともに、そこから読み取れる「人生の本質」や「人間の在り方」を考える。
シリーズ第3回は「道草」から困難な人生との向き合い方を学ぶ。夏目漱石本人の写し鏡ともいえる主人公・健三が直面するのは「金銭を巡る親族たちへの愛着と嫌悪」。それは漱石自身を生涯悩ませ続けた苦悩だった。漱石は終生悩まされた「胃弱の不快感」と重ね合わせながら、そのしがらみを描いていった。
夏目漱石著「夢十夜」を取り上げる。漱石は、同作で今まで築き上げていった文体をいったん手放すように夢を素材とした小説を書き連ねていく。そこには、日本文化と西欧文化の間で引き裂かれた漱石の葛藤が浮かび上がってくる。「夢十夜」を通して、答えの出ないものを描こうとする小説表現の可能性に迫る。
漱石SPと題し、漱石の代表作の四つの小説を4週で解説。初回は「三四郎」の主人公の“歩行”に注目し、産声を上げたばかりの日本近代を読み解く。
オルテガの著書「大衆の反逆」を解説。第4回は、オルテガの思想を保守思想の源流とつなぎながら読み解き、良識や経験知に学ぶ方法を明らかにする。
オルテガの著書「大衆の反逆」を解説。第3回は過去を生きた人を“死者”とし、死者が命懸けで獲得し、守ってきた権利から、現代の民主主義の問題点や限界に迫る。オルテガの「現在の社会や秩序が死者たちの長い年月をかけた営為の上に成り立っていることに気付くべきだ」という考え方をひもとく。
オルテガの著書「大衆の反逆」を解説。オルテガの制約の中で能力を発揮することが自由の本質だという思想からリベラリズムの本質をひもとく。
哲学者・オルテガの著書「大衆の反逆」を解説。第1回はオテルガの社会分析を通して、大衆社会がもたらす問題点や弊害をひもとく。朗読は田中泯。
「風と共に去りぬ」の最終回。黒人たちに返り討ちにあい、夫フランクを失うスカーレット。失意にある彼女を救ったのはバトラーだった。運命に翻弄(ほんろう)されるスカーレットとバトラーを通して、「本当の心に気づけない悲劇」「絶望の中でも人間を生かしていく力」といった現代に通じるテーマを考える。
「風と共に去りぬ」を解説する。第3回は作者の人生を重ねながら、運命に立ち向かう主人公・スカーレットの生き方の「明」と「暗」を浮き彫りにする。
「風と共に去りぬ」を解説する。第2回は、戦争でもたらされた絶望的な状況の描写を通して、現代のアメリカが抱える問題や社会の闇をひもとく。
全世界で読まれている名作「風と共に去りぬ」をエッセイストの鴻巣友季子が新しい視点から読み解き、現代にも通じる問題を考える。初回は作者のマーガレット・ミッチェルの人となりや執筆背景を探りながら、主人公・スカーレットの心の変化を通して、人間の複雑な恋心を読み解く。朗読は龍真咲。
近代科学では、「数値」「データ」といった他者と共有できる根拠のみを真理の判定基準としてきたが、スピノザは「体験」としての認識が肝心だと唱える。あらゆるものが数値化、マニュアル化する現代で、「体験」という知のあり方をスピノザにならって提示し、もう一つの思考のあり方の可能性を考える。
「自由」や「意志」の本来の意味を、スピノザの視点から読み解く。自由とは制約からの解放ではなく、条件にうまく沿って生きることで活動能力を増大させることだと説く。また、一つの行為を選ぶ際、実際は複雑な要因が絡まっているが、スピノザが否定する「自由意志」により、単純化して捉えてしまっているという。
馬や牛はその外形や解剖学的な差異で分類される。だが、同種の馬の中でも環境や関係や歴史が違えば、野生馬・競走馬・家畜と、異なった生態を生きていく。古来より、ものごとの本質は“形”とされてきたが、あらかじめ固定された「形」ではなく、それぞれの環境で独自にのばしうる「力」として本質をとらえることで見えてくるスピノザ独自の人間観に迫る。
17世紀の哲学者・スピノザ著の「エチカ」をひもとく。第1回は「善悪」を取り上げ、あまりに革新で難解とされるスピノザの思考法に伊集院光らが迫る。
足元に潜んでいる宝物に気付く方法について考える。たび重なる不幸に対してアンは、大学進学を諦める決断を下す。地元で教師になることで、目が不自由になったマリラを支え、グリーンゲーブルスを守っていくという決断だった。講師の茂木健一郎は、それを、与えられた使命を受けとめる「肯定的な諦め」という。
モンゴメリ著の「赤毛のアン」を解説。第3回は、主人公・アンの「ひたむきな行動」を通して、偶然の出会いのかけがえのなさなど豊かな知恵を学ぶ。
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2024年11月28日21:00
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2024年11月28日 21:00時点