FAIRY TAIL 第2シリーズのあらすじ一覧
修行の旅に出ていたナツは、1年前とは比べ物にならないほどの魔力を宿して帰ってきた! しかし、帰還早々大魔闘演武でひと暴れして、ハッピーともども捕らえられてしまうのだった!! その後ようやく解放された2人が聞いたのは、あまりにも意外な妖精の尻尾(フェアリーテイル)解散の事実。解散を受け入れているかのように話すルーシィに、ナツは怒りをぶつける。しかしその晩、ルーシィの家で彼女の本当の気持ちを感じ取り、ナツは新たな決意をするのだった。
青い髑髏(ブルースカル)の支配から解放されたマグノリアの街は、ギルドがなくなったことで経済が混乱していた。一方、メイビスが自身の犠牲を払ったことで助けられたユーリは、彼女のためにある重大な真実を告げる! それは、メイビスにとってはあまりにも衝撃的で、信じられない内容なのだが、ゼーラはメイビスが歩き出せるよう、励ましの言葉を贈る。天狼島から始まった物語は、ここに一つの終焉(しゅうえん)を迎える。メイビスは前に進むため、大いなる決断をするのだった!
判断ミスによりユーリにけがを負わせてしまったと落ち込むメイビスは、潜伏先の森の奥で、謎の青年と出会う。「自分に近づく者はみな死んでいく」という青年にかけられた呪いが、「アンクセラムの黒魔術」だと看破したメイビスは、自分たちに魔法を教えて欲しいと青年に頼み込む。名を名乗らず、メイビスたちと距離を置こうとする青年。彼こそは伝説の黒魔導士・ゼレフ! かくして、数奇な運命の巡り合わせにより、メイビスたちはゼレフから直々の魔法指南を受けるのだった。
商業都市マグノリア。ようやく目的地にたどり着いたメイビスたちが目にしたのは、荒れ果てた街の姿だった。辺りの様子を見てみることにした一行は、「青い髑髏(ブルースカル)」の紋章をつけた魔導士が、か弱い親子に向けて魔法弾を撃っている場面に遭遇。助けた親子から、「ブルースカル」の市民に対する圧政の実情を知らされるのだった。その後再び市民を襲うブルースカルの魔導士に対し、魔法を使って応戦するメイビスたち。しかし、そこへブルースカルのマスター、“ジョフリー”が現れて…!?
魔法の力を使って“青い髑髏(ブルースカイ)”の情報を聞き出すことができたメイビスは、ユーリたちとともに敵ブルースカイの本拠地があるというマグノリアへ向かう。途中、森でキャンプをすることになった一行。森を探索する中で、不自然に枯れている植物や動物の死骸があることに気付く。似た光景を見たことがあるというトレジャーハンダーの3人は過去の遺跡での出来事を思い出すのだが、そこからユーリとウォーロッドの口げんかが始まって…パーティーは解散の危機!?
イグニールの命と引き換えに、片腕を失ったアクノロギアはいずこかへ姿を消し、長きにわたった激闘についに終止符が打たれた。同じく、グランディーネ、メタリカーナ、バイスロギア、スキアドラムにも永遠の別れの時が訪れる。悲しみの涙を流すナツの心に響いたのは、イグニールの最後の言葉だった…。多くの傷跡を残しながら「ひとつの時代」が終わり、新たなる物語が幕を開ける…!
ついに発動してしまったフェイス! しかし、大陸を絶望に陥れるはずだったその兵器は、ドラゴンたちによって一掃されるのだった。勝利の喜びに沸く一同、しかしそこに水を差すようにアクノロギアが攻撃を再開。炎竜王イグニールvs.闇の翼アクノロギアの、最後の激闘がはじまる。時を同じくして、ENDの書をめぐり対立するナツとグレイ。しかし、本は突然現れた男によって奪われてしまう。その男こそは、悪魔たちの生みの親、黒魔導士ゼレフ…!!
マルド・ギールの放った究極の呪法「メメント・モリ」によって、力尽きたかと思われたナツとグレイ。しかし、半身を悪魔の力で覆ったグレイが、わが身を盾にしてナツを守っていた。グレイの決死の思いを受け取ったナツが、ドランゴンフォースをまとって反撃に出る! 圧倒的な攻撃を仕掛けるナツだったが、紅蓮鳳凰劍を喰(く)らってなお、マルド・ギールは倒れない。しかし、そこに追撃の矢が! 同時に、フェイス発動のカウントダウンがついに00:00を指し示し…!?
ナツ&グレイvsマルド・ギール、スティング&ローグvsジエンマ! 「冥府の門(タルタロス)」との激闘は最終局面に突入する。悪魔に転生したかつてのマスターの前に、苦戦を強いられるスティングとローグ。しかし、今度こそ本当の意味で強いギルドになるため、「フェアリーテイル」のようになるため、2人は死力を振り絞る。その強い思いが届いたとき、ナツとグレイによる、マルド・ギール・タルタロスへの反撃がはじまるのだった!
フェイスを止めるために、ルーメン・イストワールを解き放つことを決心したマカロフ。一方、余裕を取り戻したマルド・ギールは、ナツたちに「ゼレフ書の悪魔」について語りはじめるのだった。ゼレフはなぜ悪魔を創造したのか、そして、彼らの最終目的・願いとは!? 明かされた、身勝手とも言える理屈に怒りを覚えつつも、攻勢へ転じることができないナツたち。しかしそこへ、絶大な“魔力”を手にした人物が現れて!?
空中ではアクノロギアとイグニール、地上ではナツとマルド・ギールの戦いが続いていた。マルド・ギールに押されつつあったナツのもとに、「剣咬の虎(セイバートゥース)」の双竜、スティングとローグが駆けつける! 共闘する3人のドラゴンスレイヤーを前に、防戦を強いられるマルド・ギール。やがて、その顔から余裕がうせ、ひとつの表情が現れる。それはまぎれもない、怒りの形相…!!
フェイスと生体リンクを行い、エーテリアスフォームとなったキョウカ。これまで互角の戦いを続けていたエルザだったが、一秒ごとに魔力を増していくキョウカの前に、なすすべもなく倒れてしまう。痛覚をむき出しにされ、五感すべてを奪われ、嘲笑(ちょうしょう)され、罵倒され、それでもエルザは傷だらけになって立ち上がる。エルザの道を照らすもの…それは、仲間を思う、強い気持ち!
「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」と「冥府の門(タルタロス)」の激闘に呼び寄せられたかのように、突如として姿を現したアクノロギア。そのアクノロギアに立ち向かうべく、ナツがずっと探し続けていた火竜・イグニールが、突如眼前に現れた! 二頭のドラゴンは上空で死闘に突入するが、気持の整理がつかないナツは、その争いに割って入る。口論の末、イグニールはナツに一つの依頼を出すのだった。「マルド・ギールの持つ本を奪え」と! イグニールvs.アクノロギア、ナツvs.マルド・ギール。決着、近づく!!