FAIRY TAIL 第2シリーズのあらすじ一覧
全フェイス発動まで、残り32分。発動を阻止するため、エルザは最後に残った九鬼門・キョウカと対じする。互角以上の戦いを繰り広げるが、決着をつけるには至らない。一方、ナツたちも意識を取り戻し、最終局面に臨もうと意気込んでいた。そのとき、突如としてウェンディが昏倒。時を同じくして、辺りにごう音が響渡る。聞く者すべてを震撼(しんかん)させたそれは、絶望のはじまりを告げる咆哮(ほうこう)だった
力を使い果たしたガジルを襲うテンペスターの前に立ちはだかったのは…ラクサス! 魔障粒子に侵された体にむち打ってテンペスターと戦うラクサスだったが、その気力もついに限界を迎える…。“家族”を背負って戦うラクサスが、最後にとった反撃の手段とは!? そして、さまざまな場所で同時に進行する「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」と「冥府の門(タルタロス)」の戦い。制御室にたどり着いたエルザたちの前にも、またもや敵が現れて!? 「フェイス計画」を阻止し大陸を守るため、戦いはいよいよ最終局面に突入する!!
トラフザーが作り出した冥界の黒い水の中で動けなくなってしまったナツ、ルーシィたち。体を鉄へと変化させて、悪魔の攻撃にかろうじて意識を保ち対抗するガジルだったが、このままでは呼吸がもたない。限界寸前のガジルのもとに、間一髪レビィの救いの手が届いた! さらにレビィの魔法のサポートも受けて、ガジルの反撃が始まる。今回の「冥府の門(タルタロス)」との戦いで、ある特別な思いを抱えていたガジル…。初めて明かされる、ガジルの胸に秘められていた悔恨とは…!!
ハッピーの頭に生えていた(!?)フランマルスをむしり取り、制御室の場所を聞き出したエルザたちは、魔導パルス爆弾・フェイスを止めるため、がれきとなったプルトグリムの中を急ぐ! 同じころ、ついにジュビアがキースを倒すが、ジュビアは魔性粒子に侵され倒れ込んでしまう。ナツとガジルの前に残ったのはトラフザーとテンペスター。滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)たちはそれぞれ“雷炎竜”と“鉄影竜”にモードを切り替え、悪魔たちもエーテリアスフォームとなってそれに対抗するが…!?
「アンタはデリオラじゃねえ…オレの…親父(おやじ)だろ…」ついにシルバーを打ち倒したグレイの口から絞り出された衝撃の真実! その問いに答えるように、シルバーは自分がここへとたどり着いた道のり、グレイと戦わなければいけなくなった悲しみの過去を語る。父と子といえど、今は「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」と「冥府の門(タルタロス)」。グレイは、実の父にとどめを刺すことができるのか…!? そんな中、突然ジュビアに届いたシルバーの声。そこで 頼まれたある願いとは…!?
シルバーの肉体はすでに亡くなっていたグレイの父のもの。その肉体を操っているのは、師匠・ウルがその生命をもって封印したはずの悪魔・デリオラ! 父の体と師の思い、グレイにとって最大級に大切なものが踏みにじられているこの状況。その上同じ属性を持つシルバーにグレイの魔法は効かないが、シルバーの“滅悪魔法”はグレイの体を切り刻むことができる。絶望に絶望が重なる中で、グレイが見いだした勝機とは!?
大陸中の魔法を消滅させてしまう魔導パルス爆弾・フェイス。それは一機だけではなかった。今や大陸には確認されているだけでも二千機のフェイスが出現し、起動までのカウントダウンを進めている! 絶望的な状況にあっても、前を向き明日をつかむための戦いを続けるナツたち。“剣咬の虎(セイバートゥース)”のスティング&ローグも加わり、今も戦況は刻一刻と変化する。そんな中、シルバーと相対するグレイは、同じ氷の属性を持つシルバーに、自身の人生を変えるほどの告白を聞かされて…!?
フェイスは止めた! 空飛ぶ本部も落っこちた! “冥府の門(タルタロス)”壊滅に向け、一気呵成(いっきかせい)に攻めかかるフェアリーテイル。しかし、九鬼門は誰1人劣勢を意に介すことなく、その攻撃を撃ち返してくる。まだ…終わってはいない…? 死を覚悟して一機のフェイスの起動を止めたウェンディとシャルルが知ったのは、すべてをふりだしに戻し、さらに状況を“2千倍”悪化させる衝撃の事実だった!!
マルド・ギールが発動させた大呪法・アレグリアにより、冥王獣(プルトグリム)に取り込まれてしまった“妖精の尻尾(フェアリーテイル)”の面々。その中でただ一人難を逃れたルーシィは、大切な星霊の鍵を壊すという最大の犠牲を払い、星霊王を召喚する! 星霊王とマルド・ギールのバトルがド派手に始まり、と同時に、悲しみにうつむいたままのルーシィに襲いかかるジャッカルの爆撃! ルーシィはこの危機を乗り越えることが出来るのか!?
突如鳴動を始めた冥界島(キューブ)は、その姿を“冥王獣(プルトグリム)”に変え、フェアリーテイルやタルタロス兵を吸収してしまった!! プルトグリムの体内で、壁や地面に取り込まれ石のように動かないナツやハッピーたち。ただ1人難を逃れたルーシィだったが、九鬼門、そして残ったすべてのタルタロス兵から狙われてしまう。ギルドのみんなを取り戻すため、ルーシィは持てる魔力を振り絞り、星霊三体同時開門を試みるが…。
悪魔の本性を表し、ミラジェーンに襲いかかる九鬼門のセイラ。その圧倒的なパワーと、暴走とさえ言える攻撃性に、シュトリとなったミラにはあらがうすべが見つからない。絶体絶命のとき、ミラの脳裏に浮かんできたのは、ある思い出…。命にかえても家族を守らなければいけない! ミラの心に秘められた、ストラウス家の過去が明かされる。一方、冥界島(キューブ)では、いよいよ“冥王”マルド・ギールが姿を現し、戦局を大きく変動させるのだった…!!
「フェアリーテイル」と「タルタロス」の激闘は加熱の一途をたどる。そんな中ジェラールは「六魔将軍(オラシオンセイス)」を伴い、山深い廃虚でその体を休めていた。六魔との闘いで深刻なダメージを負ったジェラール。ホットアイはメルディとともにジェラールを介抱していたが、他の者たちはいまだジェラールへの態度を決めかねていた。そこへ現れた「悪魔の心臓(グリモアハート)」のラスティローズ! 思いがけないラスティの出現が、全員の運命を大きく動かす…!!
フェイス発動のカウントダウンが完了したのに魔力がなくならない!? ウェンディとシャルルが見事「フェイス」を破壊したことを感じ、勢いを取り戻すナツたち「フェアリーテイル」のメンバー。想定外の事態に困惑するタルタロス・九鬼門だったが、それもつかの間。ハデスの魔を吸収したフランマルスはさらなる強力な呪法でナツ・ルーシィ・ハッピーに襲い掛かり、エルザの前には、悪魔として転生した「ネオミネルバ」が現れる…!!
フェイス発動を止めるため、九鬼門・エゼルに立ち向かうウェンディ。苦戦しつつも、ドラゴンフォースを手に入れ、反撃をはじめる! しかし、エゼルもまた九鬼門としての意地を見せ、戦いはきっこう状態へ。フェイス発動の瞬間が刻一刻と迫る中、全力を出しつくしたウェンディの一撃がついにエゼルを倒し、背後にそびえていたフェイスまでも破壊する。しかし、発動までのカウントダウンは依然止まらず…?
キューブ内でナツたちの前に立ちはだかるフランマルスは、自身の持つ「最強の魂」に変身する。その魂とは、かつてナツたちを追い詰めた悪魔の心臓(グリモアハート)のマスター、ハデスだった! 一方、ミラジェーンはセイラと、エルザはキョウカと、グレイはキースと、それぞれ激闘を繰り広げていた。そして動き出したフェイスを止めるため、出現場所に急行するウェンディとシャルルを、九鬼門・エゼルが襲う!
仲間たちを探してタルタロスのアジト内を駆けまわるナツの前に現れたのは、黒魔導士ゼレフ! 挑みかかるナツを軽くいなしたゼレフは、意味深な言葉だけを残し、再び姿を消してしまう。そのころ、管制室らしき部屋にたどり着いたルーシィたちは、すでに魔導パルス爆弾・フェイスが起動してしまっていることを知る。そして、フェイスの発動を阻止しようと行動を起こそうとした彼女たちの前に2人の九鬼門・フランマルスとキースが立ちはだかるのだった!
セイラの呪法に操られたエルフマンによって爆破されてしまったフェアリーテイル。ギルドは粉々になってしまったものの、メンバーたちは危機一髪、カナの魔法によってカード化され、難を逃れていた。一方、タルタロスのアジトでは、捕らわれていたナツ、リサーナ、エルザ、ミラたちがそれぞれ自由の身に。フェアリーテイルの反撃がはじまる!!
ろうに捕らわれたナツとリサーナ。セイラに操られ、不審な行動を取るエルフマン。そして元議長・クロフォードとフランマルスは、フェイスの封印を解くためにジェラールの行方を探す。そんなとき、自分がタルタロスの標的になっていることを知らないジェラールは、荒野でオラシオンセイスとの激闘を続けていた。たったひとりで4人を相手に奮戦を続けるジェラールだったが、思いがけない窮地が彼を襲い…?
タルタロスに捕らえられたエルザとミラジェーンを救出するため、敵の本拠地へと乗り込んだナツとハッピー。出くわした九鬼門のひとり・フランマルスが2人に襲い掛かる! 仲間を奪われた怒りを力に変え、ナツはフランマルスに対して優勢な戦いを続けるが、そのとき、敵に増援が現れる。同じく九鬼門のひとり“絶対零度のシルバー”。その男の匂いに、ナツはある違和感を感じるが…。
タルタロスが狙う白き遺産“フェイス”。その正体は、大陸中の魔力を消滅させる兵器、魔導パルス爆弾だった。魔法評議員の元議長・クロフォードの家へ向かったエルザとミラジェーンは、“フェイス”の保管場所を尋ねる。その時、クロフォードの家をタルタロス兵が襲撃! エルザとミラジェーンの共闘がはじまる。一方、ドランパルトとの取引でろうから脱出したオラシオンセイスたちの前には、ジャラールが現れ…?