マッサンのあらすじ一覧
鴨居(堤真一)の元を訪れた政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は会社を辞めると告げる。会社に残れば必ず夢は実現できると説得する鴨居だが、自分の信じるウイスキーを造るためだと政春の決意は固い。そんな政春に鴨居は経営者としての厳しさに耐える覚悟はあるのかと問う。
鴨居商店を辞め、自分の工場を作ろうと決意した政春(玉山鉄二)は、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と共に野々村(神尾佑)の元を訪ね、投資家の渡(オール阪神)と出会う。北海道に工場を建てウイスキーを造る計画を渡に説明する政春だが、出荷までの5年間の経営計画がなければ投資できないと言われる。
鴨居(堤真一)も納得するブレンドを完成させた政春(玉山鉄二)であったが、どこか虚ろな表情。エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は無理せず本当の気持ちを教えてほしいと訴えるが、政春は「口を出すな」と思わず声を荒らげる。そして、ついに鴨居ウイスキーレッドラベルが大々的に宣伝され、発売される。
熊虎(風間杜夫)からりんごが届き、政春(玉山鉄二)は、北海道・余市で見つけた理想の地を思い出す。一方、鴨居(堤真一)のよりスモーキーフレーバーを抑えたブレンドにとの要求に英一郎(浅香航大)は反対する。だが、政春はピートを炊かない麦芽で原酒を作ろうと言い出し、その変貌ぶりに周囲は驚く。
工場長として復帰した政春(玉山鉄二)は工員たちを家に招きパーティーを開く。その席で、自分の目指す理想のウイスキーは封印し、まずは日本人が飲みやすいウイスキーを造ると宣言する。パーティーで誰よりもはしゃぐ政春の姿に喜びながらも、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)はなぜか胸騒ぎを覚える。
政志(前田吟)は早苗(泉ピン子)が人目を忍んでウイスキーを飲んでおり、心の中では政春(玉山鉄二)を一番応援していたと告げる。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)もまた早苗が料理を褒めていたと知り喜ぶ。亀山家の面々と別れた二人は大阪へ向かい、政春は鴨居(堤真一)の元を訪ねる。
早苗(泉ピン子)は、政志(前田吟)にこれまでの礼を言い、政志もまた夫婦になれて良かったと告げる。その時、花嫁姿のエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が現れ、早苗はその姿をほほ笑みながら眺める。早苗は夢を持つ政春(玉山鉄二)とエリーがうらやましかったと語り、エリーを日本一の嫁だと認める。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)と連絡が取れた政春(玉山鉄二)は、急いで広島へと向かう。そんな時、早苗(泉ピン子)が吐血、医者から余命わずかと告げられる。早苗は、政春が帰って来たら祝言をあげてやってほしいと政志(前田吟)に頼む。そしてエリーは千加子(西田尚美)に促され着物に着替え始める。
政春(玉山鉄二)は、余市の人々にウイスキーを飲んでもらうもまずくて飲めないと不評。しかし、熊虎(風間杜夫)が全部買うと宣言する。翌日、政春は余市にスコットランドの風景を重ねる。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は政春(玉山鉄二)と連絡がつかず不安の中、早苗(泉ピン子)の看病を続ける。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を嫁として認めない早苗(泉ピン子)に、千加子(西田尚美)は政春(玉山鉄二)が広島へきたら祝言をあげさせようと提案する。介抱されながらエリーと語り合う早苗は、ようやくエリーと心を通わせる。一方、政春はニシン漁の親方である熊虎(風間杜夫)に誘われ余市に行く。
広島へ駆けつけたエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、早苗(泉ピン子)の容体が快復したと知り、安心する。3人で広島へ帰って来いと再び話す早苗に、エリーはまだ夢を諦めていないから帰らないと答える。一方、北海道でウイスキーが全く売れない政春(玉山鉄二)は、森野熊虎(風間杜夫)と出会う。
鴨居(堤真一)は、ウイスキーの方向性をめぐって対立した政春(玉山鉄二)に営業へ回るよう命じる。ショックを受ける政春だが、自分が造ったウイスキーに対する客の反応を確かめようと、気にかけていた北海道に向かう。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の元に早苗(泉ピン子)危篤の電報が届く。
飲みやすいウイスキー造りに思い悩む政春(玉山鉄二)に、俊夫(八嶋智人)は政志(前田吟)がそうであったように、何があっても自分の信念を貫き通すべきだと政春を励ます。ピート臭が販売不振の原因だと主張する鴨居(堤真一)に対し、客にこびてまで味を変えたくないと政春は主張し、二人の間に亀裂が生じる。
日本初の国産ウイスキーを完成させた政春(玉山鉄二)は、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)とお祝いをする。ウイスキー造りの夢が実現したとエリーは歓喜の涙を流す。しかし、発売から半年たってもウイスキーは全く売れず、鴨居(堤真一)はより日本人に合った飲みやすいウイスキーを造ろうと提案する。
早苗(泉ピン子)は、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に3人で広島に帰って来いと言って広島へと帰っていく。そんな中、ブレンド完成まであと一歩まで近づいた政春(玉山鉄二)は、最初に仕込んだ原酒を少量加えることを思いつき、ついに納得できるブレンドが完成、鴨居(堤真一)に試飲してもらう。
ブレンド作業に取り組む政春(玉山鉄二)は、若い原酒しかない難しさに直面する。状況を察した早苗(泉ピン子)は、娘のエマ(住田萌乃)のためにも広島に帰ってくるよう政春に提案する。そんな中、鴨居(堤真一)はブレンドしたウイスキーの試飲をしてもらうため、ウイスキーの味に精通した澤田(オール巨人)を招く。
政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)から現時点の原酒でブレンドしてほしいと頼まれる。熟成の足りない原酒で果たしていいウイスキーが造れるのかと思い悩む政春を、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は「何度でも挑戦すればいい」と背中を押す。そんな時、早苗(泉ピン子)が突然大阪へやって来る。
政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の元に娘のエマ(住田萌乃)が来てから4年がたった。政春はヨーロッパ留学から帰国した英一郎(浅香航大)らと原酒造りに励む。しかし、鴨居商店の業績は予想以上に悪化しており、すぐにウイスキーを出荷するか製造中止にすべきとの声が社内から挙がる。
鴨居(堤真一)と英一郎(浅香航大)の和解を報告するエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)に、政春(玉山鉄二)はキャサリン(濱田マリ)から養子の話をされたことを告げる。子供を産めなくなった自分を責めるエリーに、政春はウイスキー造りという夢とエリーがいれば他には何もいらないと告げ、抱きしめる。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の元に鴨居(堤真一)が訪ねてくる。エリーは、自分に元気を取り戻させるために政春(玉山鉄二)を工場の作業に戻したという鴨居の真意に気付いていた。そんなエリーに、鴨居は自分の死んだ妻を重ねる。鴨居は、エリーから英一郎(浅香航大)と向き合うよう頼まれる。




























