マッサンのあらすじ一覧
政春(玉山鉄二)は、守りきれなかったことをわびる大作(西川きよし)に退職届を提出する。大作は、それでも夢だけは絶対に忘れるなと断腸の思いでマッサンを送り出す。生まれてきた時代を恨めと言う矢口(白井晃)に必ずウイスキー造りをかなえると宣言し、政春はウイスキー研究所の看板を外し住吉酒造を去る。
大成功に終わった株主会議でだったが、ウイスキー事業は否決される。優子(相武紗季)の結婚相手の父・藤岡(国広富之)が経営再建が先だと株主を説得したのだ。さらに、藤岡はウイスキー事業を続けるなら優子(相武紗季)の縁談は白紙にすると告げる。長五郎(中村嘉葎雄)は、政春に夢を諦めてほしいと懇願する。
本場のウイスキー原酒を飲んだ株主たちが不快感を示し、絶体絶命の政春(玉山鉄二)。そこへ現れたエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が、優子(相武紗季)らと考えたウイスキーに合う洋食や和食を次々と振る舞うと評価が一変する。そんな中、政春はウイスキー造りに懸ける熱い思いを株主たちに訴える。
優子(相武紗季)の助けもあり、ウイスキー事業承認のための株主会議が開かれることに。本場のウイスキーを飲んでもらえば承認してもらえると楽観的な政春(玉山鉄二)。それに対し、独特なウイスキーの味が日本人に受け入れられるのか、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は不安を募らせる。
大作(西川きよし)の直談判に心打たれた鴨居(堤真一)は、これまで通り太陽ワインの生産を住吉酒造に任せることを決める。それを受けて、政春(玉山鉄二)と大作は、株主や銀行にウイスキー事業を承認してもらうため奔走する。しかし、誰もが大株主の長五郎(中村嘉葎雄)次第だと言って取り合わない。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、鴨居(堤真一)に政春(玉山鉄二)を雇ってほしいと懇願する。しかし、鴨居は受け入れず、エリーに内助の功で政春を支えるべきだと諭す。一方、政春が大作(西川きよし)に会社に残ることを告げていると、住吉酒造の大株主で、大作の義父・長五郎(中村嘉葎雄)が現れる。
鴨居(堤真一)からのスカウトに政春(玉山鉄二)の心は揺れる。それに気付いた大作(西川きよし)は、政春に鴨居の元へ行くよう勧める。それでも政春は住吉酒造に残ることを決断する。一方、そのことで政春から何の相談も受けなかったエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は激怒し、二人の間に亀裂が生じる。
鴨居(堤真一)は、女性のヌードをモチーフにした太陽ワインの新しい広告を打ち出す。自由で新しい意見を取り入れる鴨居の度量に、政春(玉山鉄二)はこれまでの誤解をわびる。すると鴨居は政春をスカウトする。一方、会社のために結婚を決めた優子(相武紗季)にエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は涙する。
鴨居商店の会議に参加した政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)の斬新な手法と決断に次第に魅了されていく。一方、縁談を断ったことで銀行からの融資が白紙に戻った住吉酒造は窮地に陥る。会社存続のためには縁談を受けるしかないと迫られた優子(相武紗季)は、悩んだ末に縁談を受け入れる覚悟をする。
政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)の得意先への謝罪方法に面食らう。一方、田中家に祖父・長五郎(中村嘉葎雄)がやって来る。見合い相手が支援を約束していると聞いた母・佳代(夏樹陽子)らは大喜びで話を勧める。しかし、優子(相武紗季)の気持ちを知るエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、つい口を出す。
住吉酒造製の太陽ワインの瓶の安全性を証明した政春(玉山鉄二)は、鴨居(堤真一)と共に得意先へのおわび行脚へ出掛ける。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、優子(相武紗季)に見合いへの意思を問う。エリーに重ねて問い詰められた優子は、「結婚なんかしたくない」と本音を明かす。
政春(玉山鉄二)らが、ウイスキー事業の承認に向けて張り切る中、各地でぶどう酒瓶の爆発騒ぎが起こり、住吉酒造の太陽ワインも注文見合わせが相次ぐ。政春は鴨居(堤真一)に依頼され、太陽ワインの瓶の安全証明に取り掛かる。そんなとき、優子(相武紗季)の見合いの日取りが決まったとの知らせが入る。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が鴨居(堤真一)とハグする姿を目撃した政春(玉山鉄二)は嫉妬で激怒、近所を巻き込んだ夫婦げんかに。エリーがキャサリン(濱田マリ)に相談すると別れろと諭される。一方、政春は大作(西川きよし)に相談。すると優子(相武紗季)が激怒し、政春をたしなめる。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、連日帰りが遅い政春(玉山鉄二)に不満を訴える。憤慨する中、鴨居(堤真一)を訪ねたエリーは、新製品に自分の意見が取り入れられて喜び、鴨居の考え方に共感する。一方、事業計画書を作成した政春が喜びいさんで帰宅すると、エリーが鴨居とハグしているのを目撃する。
事業計画書を書き上げた政春(玉山鉄二)だが、矢口(白井晃)に初期費用の多さを指摘され再提出を命じられる。そんな中、優子(相武紗季)に見合い話が舞い込む。それは住吉酒造の将来のための政略結婚であった。一方、銀行から融資を得るため大作(西川きよし)と接待に出掛けた政春は、苦手な酒の席で奮闘する。
炊飯に失敗してばかりのエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は優子(相武紗季)に相談、厳しい指導の下、猛特訓が始まる。そのなかで、エリーは、自由に生きてみたいという優子の思いを知り、徐々に友情を深めていく。一方、政春(玉山鉄二)は、ウイスキー製造実験と事業計画書の作成に励む。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の元に優子(相武紗季)が現れ、政春(玉山鉄二)との結婚は諦めると告げて去る。一方、政春はウイスキー製造実験に着手するが、専務の矢口(白井晃)は事業計画書を提出しなければ認めないと言い張る。その頃エリーは、ひょんなことから教会でキャサリン(濱田マリ)と再会する。
政春(玉山鉄二)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は新居を探すものの、エリーが外国人だと知ると入居を拒否される。困り果てた二人がとある食堂に入ると、店主・春さん(及川いぞう)から貸家を紹介される。そして謎の女性・キャサリン(濱田マリ)と出会い、ようやく新居が決まる。
エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が心を込めて作った料理の鍋に、優子(相武紗季)が大量の塩を投入した。いじめられるエリーを思い、政春(玉山鉄二)がスコットランドに帰ろうと告げると、エリーは怒り逆に励ます。祖国を捨て日本へ来たエリーの強い覚悟を受け止めた政春は夢への思いを強くする。
優子(相武紗季)から会社を辞めるよう迫られ悩む政春(玉山鉄二)。しかし、スコットランドでの修行を思い出し、もうひと踏ん張りしようと誓う。一方、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は優子と打ち解けようとするが、逆に嫌がらせを受ける。そんな中、エリーは料理を作って田中家をもてなそうとする。
