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山賊の娘ローニャのあらすじ一覧

春の叫び

マッティスとボルカによる決闘「けだもの試合」に決着が付き、ローニャたちはいつもの山賊暮らしを取り戻す。石の広間には笑い声があふれ、山賊たちは幸せな生活を送る。そんな中、長老のペールが体調を崩し、ベッドで寝たきりになってしまう。ローニャは衰弱していくペールを心配しながら、その側に寄り添う。

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ひとつの強い山賊団

2つの山賊団をまとめ上げるため、マッティスとボルカは決闘を始める。どちらが頭にふさわしいかを決める「けだもの試合」の開始と共に、2人はリングのような大岩の上に立つ。周りでは山賊たちが罵声を浴びせる中、2人はが互いに睨み合う。そしてマッティスは先制パンチを放ち、ボルカに尻餅をつかせる。

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決闘の朝

森で共同生活をしていたローニャとビルクがそれぞれのすみかに戻り、山賊たちは喜ぶ。一方で、すみかの近くには山賊を警戒する兵隊が集まりだし、対立していたマッティスとボルカも山賊団同士が団結して共闘することが必要だと決心。どちらが山賊団をまとめ上げる頭になるかの決闘が決まる中、ローニャはマッティスに対して意外な提案をする。

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命はむだにできない

ローニャらの過ごす森に秋が訪れ、木々はすっかり紅く染まっていた。雨が降り続ける森には、冷たい風も吹き付け、早くも冬の気配が間近に感じられるようになる。そんな中、ビルクは冬の到来を全く気にしていないかのように明るく振る舞う。そんなビルクの様子を見て、ローニャはどこか不安を感じてしまう。

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これかぎりの夏

ある日、川で楽しく水遊びをしていたローニャとビルクは、いきなり現れた鳥女の襲撃を受ける。

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とどろく滝と鳥女

山賊・クリッペンと再会したローニャは、父のマッティスが自分の帰りを待っているかを尋ねる。

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野馬たちと

ローニャとビルクが互いの住まいを飛び出し、共同生活を始めて幾日が経過。季節は春から夏に変わり、二人が居を構える森は緑一色の風景に様変わりしていく。その中で二人は捕まえた野馬の乳を搾ったり、手なずけた野馬にはアバレンボとムコウミズと名付けたりするなど、森での共同生活を満喫する。しかしそんな二人の前に、ある人物が現れる。

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なくなったナイフ

山の上の城を離れたローニャとビルクは、森の中で二人きりの生活を始めることに。二人は川に行ってサケを捕まえたり、すみかの洞窟に戻って斧で丸太を切ったり、ナイフで椀を削りだしたりと、自分たちだけで身の回りのことをこなしていく。しかしそれから3日も過ぎたころ、二人は早くも面倒事に嫌気が差してしまう。

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洞窟にひそむもの

ローニャは、ビルクの様子が気になり、山賊マッティスの城を出ていくことを決意する。満月の夜空の下を一人歩いていき、いつしかビルクのいる洞窟「クマの洞」にたどり着く。ビルクがぐっすりと眠っている一方で、マッティス城のことが気になるローニャは、なかなか眠りにつくことができなくなってしまう。

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ふたりの引っこし

ローニャはビルクの行方がつかめなくなり、ビルクの帰りを待ち続ける日々につらさを感じていく。

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はてしない争い(後編)

マッティス山賊とボルカ山賊たちは、城の大きな裂け目・地獄の口を挟んでにらみ合う。マッティスの側ではビルクがひもで縛られており、ボルカは今すぐ息子を返すよう要求する。しかしマッティスはなかなか首を縦に振ろうとはしない。そんな父に反感を抱いたローニャは、ある行動に出る。

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はてしない争い(前編)

ストゥルカスがボルカ山賊との戦いでひどいけがを負ってしまい、ローニャはボルカ山賊と対立することに疑問を持つ。日に日に対立は激しくなり、ローニャやビルクの不安も高まっていく。そんなある日、いつものように森で遊んで城に帰ったローニャは、マッティスらによる驚きの光景を目にする。

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すばらしい春に

マッティス城の周りにようやく春が訪れ、ローニャとビルクは久しぶりに森で再会を果たす。2人は穏やかな春の空気を満喫しながら、森で自分たちの野馬を捕まえようと思い立つ。やがて何とか野馬を捕まえることができた2人は、それぞれに「アバレンボ」、「ムコウミズ」と名前を付け、楽しい時間を過ごす。

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あわれな山賊たち

マッティス森の冬がだんだんと終わりに近づき、厳しい寒さがようやく和らいできたある日、ローニャの母・ロヴィスは山賊たちに力強く号令を掛ける。それは「冬の間にため込んだ体の汚れを落とすため、裸になって雪の中に飛び込んでいけ」というもので、むちゃな命令に山賊らは驚き、それぞれ抵抗し始める。

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地下室の口笛

ビルクへの思いを募らせたローニャは、地下通路を塞いでいる石をどかすことを決意。ビルクに会いたい一心で石をどかし続けると、やがて石の壁の向こうからビルクの口笛が聞こえるようになる。石の壁を越えた2人は再会を喜び合うが、ローニャはビルクが以前よりも痩せていることに気づく。

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こっそりとやること

ローニャは森で雪穴にはまって抜け出せなくなったところをビルクに助けられる。だが、その翌朝いきなりの高熱に見舞われ、倒れてしまう。3日もの間ベッドで寝て過ごすことになったローニャは、その間も助けてくれたビルクのことが頭から離れない。そして、もっとビルクと一緒にいたいと思うようになる。

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きょうだいの誓い

スキーの練習中に転んだローニャは、雪の穴に足がはまって動けなくなってしまう。雪が本格的に降りだす前に何とか抜け出さなければと焦り始めるローニャの前に、鳥女が現れる。襲われるのではないかとローニャは恐れるが、鳥女は鋭い爪でローニャをつかむと、体ごと穴から引き抜こうとする。

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ぬけられない雪の穴

ローニャの住むマッティス森が本格的な冬を迎え、ローニャのすみかの周りも一面の雪景色に覆われる。雪が積もってからは、マッティス、ボルカの一味ともに、雪かきや水くみなどの作業に追われることに。一方、ローニャはスキーを始め、楽しみながら日々練習に明け暮れる。しかしある日、急斜面を降りる途中に転倒し、大きな雪の穴にはまってしまう。

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    宮崎吾朗監督作品、国際エミー賞にノミネート

    2015/10/16 20:30
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