深夜食堂　3

大みそか、いつもより早く店を開けたマスター(小林薫)の元へ、店で年を越したい常連客が次々とやって来る。年が変わる前、みんなで年越しそばをすする。一方、食堂近くの交番では、野口(光石研)、いずみ(篠原ゆき子)、そして小暮(オダギリジョー)がマスターのうった年越しそばを食べながら過ごしていた。

• 小林薫
• 不破万作
• 安藤玉恵
• 宇野祥平
• 金子清文
• 中山祐一朗
• 谷村美月
• 高橋周平
• 綾田俊樹
• 吉見幸洋
• 光石研
• 篠原ゆき子
• 吉見幸洋
• 須藤理彩
• 小林麻子
• 吉本菜穂子
• 松重豊
• 山中崇

「みせや」を訪れた野口（光石研）といずみ（篠原ゆき子）は、コンビを組んでいる刑事だが、反りが合わないと相談する。同じメニューでも「俺はレバにらで」「私がにらレバです」とチグハグ。そんな中、野口はある殺人事件で夫を失った未亡人・佐代子（阿部朋子）の相談を受ける。その後、野口は佐代子にある感情を抱く。

• 小林薫
• 光石研
• 篠原ゆき子
• 阿部朋子

「みせや」に入ってきた客・鶴（つみきみほ）見て、常連客のゲン（中崇）驚く。千鶴はゲンの高校時代の英語教師で、憧れの女性だった。千鶴は教師の仕事を辞めたあと、ニューヨークで通訳をしていた。10年ぶりに帰国した千鶴は、時間を惜しむように知人と会う理由を、マスター（林薫）だけほのめかす。

• 小林薫
• つみきみほ
• 山中崇

「みせや」に良男（ベンガル）とみずえ（永島暎子）が夫婦で通うようになった。そんな中、良男が一人で店にやって来る。みずえは孫が生まれるため、広島の実家に戻ったという。ただ、その孫は良男の孫ではなく、最初の夫と血のつながった孫だった。みずえがなかなか東京に戻ってこないことに良男は疑念を募らせる。

• 小林薫
• ベンガル
• 永島暎子
• 平田薫
• 作間ゆい

男性と店に訪れていたストリッパーのマリリン（安藤玉恵）は、マスター（小林薫）がロールキャベツを仕込んでいる姿を見て、「母親がロールキャベツを作る日は、男のところに出掛ける日だった」とつぶやく。そんな中、母・エリ（柴田理恵）が緊急入院したと聞いたマリリンは、エリに会うため福島の実家に戻る。

• 小林薫
• 高橋周平
• 安藤玉恵
• 柴田理恵

ミホ(辻香緒里)が、小学校の同級生で親友のサユリ(粟田麗)を店に連れてくる。小学校の同窓会の幹事をしている二人は、会で25年ぶりにタイムカプセルを掘り出す話をしていた。そんな中、サユリがマスター(小林薫)に春雨サラダを頼むと、ミホは小学校時代に春雨サラダが大好きだったシガッチ(眞島秀和)を思い出す。

• 小林薫
• 辻香緒里
• 粟田麗
• 眞島秀和

「みせや」の常連客・小道（宇野祥平）が、たまに店を訪れる浪速娘・かすみ（谷村美月）に恋をする。かすみに好かれようと、小道は大阪から来た井出（荒谷清水）に助っ人を頼み、３人で「みせや」へ。すると、かすみはマスター（小林薫）に紅しょうがの天ぷらを注文。かすみは「紅天」は大阪で慣れ親しんだ味だと語る。

• 小林薫
• 宇野祥平
• 谷村美月
• 荒谷清水

マスター(小林薫)の作るサトイモとイカの煮物の匂いに誘われ、興信所に勤める探偵・けい(石橋けい)と研修生・佐々木(淵上泰史)が店を訪れる。2人はその夜、男女の仲になり、佐々木はけいに結婚を前提に交際を申し込む。そんな中、佐々木は社員になるための登用試験で浮気調査に取り組み、意外な真実を知る。

• 小林薫
• 石橋けい
• 淵上泰史
• 古舘寛治

漫画家の卵である橋本ワタ(石田法嗣)は、漫画編集者の宇野(ダンカン)に連れられ「みせや」を訪れる。マスター(小林薫)は宇野の注文で豚バラトマト巻きを橋本に振る舞う。半年後、いまだに連載デビューをできず、同棲中の恋人・のりこ(椎名琴音)のヒモのような生活を送っていた橋本はあるジンクスを思い出す。

• 小林薫
• ダンカン
• 石田法嗣
• 椎名琴音

深夜のみ営業する食堂を舞台に、マスター（小林薫）と客との交流を描く。ある夜、歌手のかしまみさお（美保純）が久しぶりに店を訪問。8年前に亡くなった夫が大好きだったマスターのメンチカツを食べ、みさおは突然泣き崩れてしまう。そして、夫の死後みさおは人前で歌うことができず、家にこもっていたことを明かす。

• 小林薫
• 綾田俊樹
• 不破万作
• 美保純
• 岩松了
• 渡辺真起子