黒服物語のあらすじ
彰(中島健人)は、オーナー・神崎(北村有起哉)との約束で、市村(宮川一朗太)から1週間で1千万円の売り上げを命じられる。首が懸かる彰は、客の情報を詳しく書いたノートを美樹(柏木由紀)らキャストに渡し、ノルマ達成を目指す。そんな中、暴力団「銀龍会」の構成員が来店し、横暴な態度を取り始める。
彰(中島健人)は理想のキャバクラを求めオーナーの神崎(北村有起哉)を説得し、新ジュリエットをオープンさせる。オープン初日は予想以上の客が詰め掛けるが、デリシャスがジュリエットを誹謗中傷するチラシを貼るなどの嫌がらせを開始。すると、売り上げが落ち美樹(柏木由紀)はデリシャスに移籍してしまう。
裕治(中尾明慶)は入れ墨をした客・落合(山下真司)を店から追い出そうとしてトラブルに巻き込まれる。彰(中島健人)が裕治を殴り、必死にわびてその場を収める。だが、その夜放火によりジュリエットが全焼。オーナーの神崎(北村有起哉)はジュリエットの閉店を決め、彰らは六本木の店に移籍することになる。
美樹(柏木由紀)らジュリエットのキャストが、ライバル店・デリシャスの黒服から悪質な引き抜き行為に遭う。そんな中、杏子(佐々木希)が自宅マンションに帰宅すると、店で着用しているドレスが切り裂かれた状態で見つかる。彰(中島健人)らは、デリシャスの裏に控える暴力団 “銀龍会 ” が関与していると疑う。
彰(中島健人)は、新人を売り込むためにグラビアを掲載する雑誌編集部に直談判。すると、店には新人目当ての客が殺到する。その状況にグラビアに載らなかった綾乃(黒川智花)らは激怒し、彰に第2弾の掲載を約束させる。一方、売り上げに悩む真央(筧美和子)はカメラマンの佐伯(津田寛治)から個人的に依頼をされる。