ワイルドライフの放送内容一覧
氷と雪に覆われた世界で生きる動物たちの命の営みを紹介。コウテイペンギンの子供たちが挑む旅やホッキョクグマの狩りの様子などを追う。また、世界の科学者たちが警告する極地の現状と未来の危機に迫る。
大自然に流れるはるかなる時の旅を追体験する。アラスカを拠点に“いのち”を撮り続けた写真家・星野道夫氏の作品は、死後26年たっても多くの人たちの心をつかんでいる。そんな星野氏が最も情熱を注いだ野生のトナカイに密着。写真家・大竹英洋氏が原野のかなたに大集結した10万頭ものトナカイの群れに迫る。
世界的にもまれな環境に恵まれた鹿児島湾で、たくましく命をつなぐ生き物たちに迫る。鹿児島湾では、イルカの群れが暮らし、およそ1000種もの魚たちが息づく。色鮮やかな魚たちが個性豊かなダンスを繰り広げる求愛合戦や、サンゴの一斉産卵を紹介。さらに、奇妙な深海生物・サツマハオリムシの暮らしを探る。
“最強ハンター”カマキリの知られざる素顔と、生き物たちの不思議なつながりに迫る。巨大なカマで獲物を狩るカマキリ。その究極の獲物は、天敵である鳥だという。石川の絶海の孤島で渡り鳥に襲いかかる驚きの狩りに密着する。さらに、寄生虫の洗脳攻撃や命懸けの交尾など、カマキリの試練の連続を探る。
アメリカ・フロリダ半島の森の泉に暮らすマナティーを探る。人魚のモデルともいわれるマナティー。のんびりとした性格であるマナティーの謎に包まれた大移動に密着。躍動感にあふれた驚きの行動や、誕生直後の赤ちゃんなど、水の冷たさや飢え、人とのあつれきに耐えながら懸命に命をつなぐ姿を紹介する。
アメリカ・カリフォルニアにすむ生き物たちの命の躍動に迫る。“自然の宝庫”といわれるカリフォルニアの、豊富な栄養分で海の生き物の命を育むカリフォルニア海流を探る。さらに、海から運ばれる湿った空気が生み出す圧倒的なスケールの絶景と、アナホリフクロウやキットギツネなど多様な生き物の世界を追う。
東京・多摩川の中流にある河川敷に生息する生き物に密着。動物カメラマン・平野伸明氏は、動物たちの密集地帯であるこの河川敷を“多摩川トライアングル”と呼び、2019年春から撮影を開始。巨大な流木に集結したハヤブサやイタチの姿や、謎の鳥・セッカの巣作りなどに迫り、生き物たちの3年を追う。
黒潮が本州に最も近づく紀伊半島の最南端・潮岬に生息するヒゲのある謎多き魚「オジサン」を紹介する。西側ではサンゴの大群落に熱帯魚が泳ぎ、東側では海藻が茂りアジなどが群れる潮岬。写真家で大阪芸術大学教授の赤木正和氏の4K8K映像を交え、オジサンの奇妙な大群行動や求愛のヒゲダンス、繁殖活動に迫る。
世界自然遺産・やんばるの森が広がる沖縄本島の海岸に生息する、オカヤドカリの仲間の謎だらけの暮らしに密着。大部分が海にすむヤドカリの中で陸へ進出するのは少数派で、陸の過酷な環境に適応するための驚きの行動や、身を守る貝殻を得るための争奪戦に迫る。さらに、ヤンバルクイナとの意外な関わりを探る。
南アフリカの沿岸に現れる世界でも最大規模といわれる光景に密着。数百万匹ものイワシの大群が、豊富なプランクトンを求めて大集結し、沿岸を北上する“サーディン・ラン”と呼ばれるスペクタクルを探る。さらに、イワシの大群を狙う海鳥やマグロ、イルカなどイワシの大移動が生み出す海の巨大な食物連鎖に迫る。
独自の社会をつくり上げ、巧みに暮らしているオオスズメバチの知られざる素顔に迫る。強い毒を持ち、攻撃性が極めて高い昆虫界の王者・オオスズメバチ。新女王による孤独な営巣や、働き蜂たちの献身的な分業労働に迫る。また、キイロスズメバチとの死闘や、巣の前でのにぎやかな繁殖などの営みに密着する。
中国南部のチュンツォ自然保護区に生息する絶滅危惧種のサルに迫る。頭の毛が白いのが特徴であるシロアタマラングール。高い身体能力を持ち、高さ400mもの垂直の崖を行き来している。今回は、群れで生まれた1匹の雄の赤ちゃんに密着し、知られざる暮らしぶりと、群れの主となるまでの姿を追う。
最新機材を駆使し、魚たちがつくり出す絶景に秘められた驚きの生存戦略に迫る。正月のカズノコでおなじみのニシンや、居酒屋で定番のホッケなど魚たちが引き起こす現象を紹介。海を真っ白に染めるニシンの大産卵「群来」や、数万匹が柱のように大集結し、巨大な渦を生み出す「ホッケ柱」など不思議な絶景を探る。
東アフリカ・ケニアに広がるサンブル国立保護区の、暑く乾燥した半砂漠の地に適応した動物たちに迫る。長い首と小さな頭を持つゲレヌクの食べ物を得るための技や、体温を36度から47度に高めることができるベイサオリックスなど、極限の乾燥地で生き抜くために独自の生き方を進化させてきた野生動物の姿を追う。
アメリカ東海岸で過ごすミサゴの1年に密着する。毎年春、アメリカ東海岸には、ミサゴをはじめとしたたくさんの渡り鳥が子育てのためにやって来る。魚を捕り子育てするミサゴの獲物を仕留める珍しい姿や、獲物や営巣場所を巡る争いに迫る。さらに、早春から若鳥が越冬地へと旅立つ初冬までのミサゴの姿を追う。
オルパダンを中心とする5匹のチーターの波瀾万丈の物語に密着。絆を深めながら成長してきた5匹のチーターたちに亀裂が生じる。マサイ語で“狙撃手”を意味するオルパダンは、他の4匹と敵対し、狩りをする上で致命的となる片目を失明してしまう。仲間たちと折り合いがつかず、群れを離れたオルパダンの姿を追う。
植物やキノコ、藻類などに迫る“グリーンプラネット”シリーズの第5回。密接に結び付いた植物と人間の営みに迫る。昨今、植物を守り再生する活動が世界で活発になっている。ハワイ諸島では山を巡り、希少な固有種ホロケアの受粉を助ける老人に密着。また、地元固有の植物の種子を炭に混ぜて散布する活動を追う。
植物やキノコ、藻類たちに迫る“グリーンプラネット”シリーズの第4回。熱帯と極地に挟まれた変化の激しい環境の中を生き抜く植物たちの世界を紹介する。南アフリカに生息するキルタンサスの生存戦略や、奇妙な姿のハンマーオーキッドを探る他、巨大な樹木の一つのジャイアントセコイアが直面する危機に迫る。