ワイルドライフの放送内容一覧
北海道・知床半島で独特の暮らしを送っているキタキツネを紹介する。40年にわたり知床の野生動物の知られざる瞬間を記録してきたカメラマンの石井英二氏が、総勢10匹のキタキツネの大家族に長期密着。漁師の作業小屋での子育ての様子や、子ギツネが狩りに挑む姿などキタキツネの大家族の成長物語を追い掛ける。
冬の伊豆半島西部の大瀬崎海岸に集まる生物に迫る。全長約2mのキアンコウや、脚を広げると約4mのタカアシガニ、長い腕をだらりと垂らすユウレイイカなどの深海生物が登場。なぜ、この地域に生物が集まるのか、奇想天外な狩り、神秘的な繁殖行動など冬の大瀬崎に大集合する“怪物”の命のドラマをひもとく。
イギリス南部の海岸にある高さ100mを超えるチョークと呼ばれる断崖により生まれた“チョークリバー”を紹介する。チョークリバーでは、氷点下に冷え込む冬でも、川は凍らず1年を通して生き物たちの活動が活発だという。絶滅の危機にひんした希少なミズハタネズミなどの生き物に長期取材で迫る。
これまでの放送の中から、“野生の王国”アフリカを特集。ウガンダの森に生息するレッドテイルモンキーとブルーモンキーの共同生活や、ガボン共和国の森のマンドリルなどを紹介。また、ケニア山の熱帯雨林の、ほとんどの時間を木の上で過ごすコロブスなど世界屈指のサルの王国と、それを育む森に迫る。
これまでの放送の中からアフリカを特集。サバンナ大草原で、熾烈な争いを繰り広げるライオンとハイエナのバトルや、群れをつくってライオンに対抗するチーターなどを紹介。また、暑さが厳しい地域でシンボルであるたてがみを捨て、他の地域のライオンとは一風変わった生き方をするライオンにも迫る。
チベット高原に生息するチベットオオカミの家族に密着する。チベット高原は中国政府による厳しい入域制限がされてきたが、国際共同制作で長期取材が実現。広大な縄張りを持つチベットオオカミが狩りをしながら子育てに励む姿を紹介していく。また、過酷な自然と対峙するオオカミの命の躍動に迫る。
宇宙の中で、なぜ地球だけに多様な生き物の世界が誕生したのかという謎に迫るシリーズ。今回は気象について紹介。1年にわずか70mmしか雨が降らない砂漠に生息するカエルや、卵がふ化する頃に大雨が降り、天敵に狙われずに川に泳ぎ出せるオオヨコクビガメなど、生き物と気象の関わりを解き明かす。
沖縄本島北部“やんばる”の生態系に迫る。複雑な地形と多様な植生が織り成す環境には、ここならではの固有種が数多く生息している。中でもカエルやサワガニは閉ざされた森の中で微妙な環境の違いに応じてすみ分けている。その暮らしぶりをたどり、命のつながりだけでなく、南西諸島の成り立ちも明らかにする。
北海道東部の霧多布岬にすむラッコの親子を紹介する。乱獲で急激に数を減らし戦前には絶滅状態になったラッコ。だが10年ほど前から姿を現し、数年前からは岬の周辺に複数の親子が定住、子育てを始めた。住民は観光資源として期待を寄せる一方、漁業被害も懸念している。なぜラッコが増えたのかに迫る。
クリスマス島に生息するヤシガニを紹介する。23種もの甲殻類がすむクリスマス島の頂点に立つヤシガニ。雨季の到来とともにアカガニの大群が海に卵を放ち、大移動するとヤシガニは待ち伏せをしてアカガニを捕らえハサミで甲羅を壊しむさぼる。ヤシガニを中心にクリスマス島の自然と甲殻類たちの関係に迫る。
北海道の天売島に生息する海鳥の生態に迫る。海鳥の保護にも取り組んでいる写真家の寺沢孝毅氏の活動を紹介しながら、80万羽もの大群でやって来るウトウのダイナミックな巣作りの様子や、絶滅にひんしたケイマフリの知られざる子育てを軸に、海鳥と自然環境が独特の循環を見せる天売島の生態系をひもとく。
アフリカ・ケニアのマサイマラ国立保護区にすむチーターを紹介。通常は単独行動をするチーターだが、そこにすむチーターは5頭で群れを組んでおり、研究者も驚く行動様式だという。そこで、現地のコーディネーターやカメラマンの協力を得てリモート取材を行い、5頭のチーターがサバンナを生き抜く姿に迫る。
























