新日本風土記の放送内容一覧
縄文人に思いをはせ、日本各地の“生きている縄文”に迫る。岩手・一戸に住む、縄文時代と極めて近い技術を持つというスズ竹細工の職人を訪ねる。また、山梨・北杜では、当時の道具を使い竪穴住居を復元する取り組みを取材し、宿泊体験も行う。今も多くの人々を魅了し続けている縄文時代の豊かさを探る。
江戸時代、太平洋と日本海を結ぶ最短の道だった、新潟〜群馬間の三国街道を探る。温泉街道とも呼ばれる湯の道でもあった三国街道について、温泉宿を守り続ける岡村国男氏が語る。また、3年ぶりに開催された群馬・高崎まつりで人々がにぎわう姿を紹介。雪国と関東を結び、人や物が行き交う街道の“今”を追う。
日本各地で風土とともに愛され育まれてきた果物と関わる人々の物語に密着。稲作とともに大陸からやって来た最も古い果実のナシや、ポルトガルの宣教師が熊本・天草に運んだという伝承があるイチジクなど、秋の味覚に迫る。さらに、ブドウを手にした奈良時代の仏の像や、アケビの皮を使った料理なども紹介。
山梨・北杜から長野・小諸を結ぶ“高原列車”小海線を取り上げる。鉄道ファンから“八ヶ岳高原線”の愛称で親しまれている小海線。沿線には日本一標高の高い駅や、日本一多くのレタスを生産する村、日本一大きい電波望遠鏡など多くの“日本一”がある。小海線沿線を旅しながら、高原の村や佐久盆地の暮らしを描く。