山田孝之の東京都北区赤羽のあらすじ一覧
山田孝之は「今まで生きてきた中で自分ができることは、やっぱり芝居だ」と気付く。そして、これまで出会った赤羽の住人たちと一緒に劇を作ることを決意し、地元の劇団員や赤羽の住人たちと劇の創作を始める。山田は自ら脚本にも取り組み、何を描くべきか悩んだ末、「桃太郎」をベースにした台本を完成させる。
山田孝之は、たこ揚げをした夜にジョージさんから叱咤されたことが気になっていた。そんな中、突然何かを思い立ち、山下敦弘監督と共に北区の子供文化教室へ向かう。数日後、山田は清野とおるの仕事場を訪れ、相談を持ち掛けると、「赤羽での経験を何か形にしてみてはどうか」というアドバイスを受ける。
数年前に赤羽でUFO騒動となった電飾たこのことが気になった山田孝之は、山下敦弘監督と共に当時を知る赤羽の住人たちに会いに行く。しかし、清野とおるらに尋ねるも、たこ揚げのおじさんは最近、見掛けないという。そこで、山田は自分も赤羽の空にたこを揚げたいと思い、オリジナルの電飾たこを作る。
居酒屋「ちから」のマスターと悦子ママの家を訪れた山田孝之と山下敦弘監督は、マスターが昔書いたという漫画「ザ・サイコロマン」を見せてもらう。漫画の内容は、正義の味方サイコロマンが丁半勝負で悪を倒すというもの。真剣に見入る山田に対し、マスターは「ザ・サイコロマンを演じてみないか」と声を掛ける。
鷹匠と鷹の関係こそが、演出家と役者の理想的な関係ではないかと考えた山田孝之は、清野とおるの案内で山下敦弘監督と鷹匠の元を訪ねる。だが、今はオフシーズンで飛ばすことができないと言われてしまう。どうしても鷹の立場になってみたい山田は、鷹匠に「僕を鷹だと思って演出してほしい」とお願いする。
東京・赤羽に引っ越してきた山田孝之の元に、山下敦弘監督がやって来る。山田の部屋には本やDVDの他、最低限の荷物しかないが、山田はベランダからの景色が気に入っていると語る。その後、山田は「ウヒョッ!東京都北区赤羽」の作者・清野とおるに案内され、占い師の「赤羽の母」に占ってもらうことに。
山田本人は、清野とおるを訪ね、赤羽を案内してもらう。日中は、ビルの屋上のお稲荷様を参拝したり、写真館で記念撮影をしたりと、清野のお気に入りの赤羽スポットを紹介され、感動する。また、夜になると清野は、漫画に登場する赤羽住民が集うナイトレストラン「マカロニ」で、山田の歓迎会を開くことに。