世界一の九州が始まる!の放送内容一覧
和紙の中に閉じ込められたようなTシャツや鉛筆。その斬新なデザインで注目される職人、佐賀市にある名尾手すき和紙7代目の谷口弦さん。伝統工芸の型を破る作風には、国内外のブランドからオファーが絶えない。谷口さんの師である父も、独創的な作品で周囲から邪道と言われながらも自らの信念を貫いてきた。父から子へ受け継がれる“革新のDNA”。和紙づくりに奮闘する職人に迫る。
長崎県在来種の対馬地鶏は絶滅に瀕していた。そんな対馬地鶏を復活するために動いたのが、野副智徳さん。さらに良質な味を求め、野副さん達が龍軍鶏(たつしゃも)ごろうと交配させ誕生したのが、長崎対馬地どり。その知名度を高めたいと、クラウドファンディングを立ち上げ、お礼に提供するのが究極の親子丼だ。切り札となる究極の親子丼の味とはいかなるものか迫る。
鹿児島県南さつま市にある創業100年の「清木場果樹園」。清木場真一さんは、独自のブランド金柑「完熟きんかん黄金丸」を栽培。自園自製の「完熟きんかんジャム」も手がけ、金柑に特化した付加価値のある販売を展開している。栽培から加工まで、黄金の一粒を届ける挑戦を追う。
伝統的な日本家屋の維持が困難になっている理由の一つが、茅葺き屋根の材料となるカヤの生産農家と、それを収穫できる草原の減少。一方で阿蘇はカヤを飼料に使ってきた畜産農家が減少し、使わない草原の管理に悩んでいる。そこで阿蘇の企業「GSコーポレーション」の山本保孝さんは野焼き前のカヤを買い取り、茅葺き職人に販売する事業に乗り出した。伝統文化の継続に悩む地域を結び付けるため、奮闘する人々の取り組みを追う。
桑原政子さんが代表を務め、漁師の妻が集まる「漁村女性グループめばる」(大分県佐伯市)が作る「ごまだし」。その商品は、ほぐした焼き魚の身と、ゴマを合わせ醤油やみりんで味付けをした、地元に伝わる万能調味料。品評会でも評価され、注目される存在となった「ごまだし」の魅力を伝えるため、桑原さんは娘で料理研究家の園田寿さんとレシピ本も出版。親子で郷土の味・ごまだしを全国に広めようと活動する姿を追う。
畜産が盛んな鹿児島県の曽於市にあるマトヤ技研工業は、食肉処理用のさまざまな機械を開発している。長年の経験が必要とされ、手間のかかる食肉処理の作業も、マトヤ技研工業の機械なら飛躍的なスピードアップが可能になるという。開発の鍵を握るのは、益留福一社長のひらめき。関西の電機メーカーで機械設計に携わったのち、ふるさと鹿児島で起業。各地の食肉会社を訪ねては現場の「困りごと」を聞き、独自の製品を生み出してきた。益留社長のアイデアや、効率的な食肉処理の舞台裏に迫る。
2020年4月、宮崎にオープンした「フルーシェ」はドライフラワー専門店。店内にはブーケやアクセサリーなど所せましと置かれている。これらは「フルーシェ」というドライフラワー専用乾燥剤で仕上げたもので、花本来の色あい・質感をそのまま残した仕上がり具合が特徴。店長の花園浩光さんはフルーシェの魅力を伝えるのに一生懸命。まだまだ認知度の低いフルーシェが雑貨マルシェへの出店が決定。花園さんの思いそしてフルーシェの魅力を描く。
家具のまち福岡県大川市には組子の伝統もある。仁田原進一さんは2人の息子とともに本物を追求する組子職人だ。組子の図柄は百花繚乱。釘を一切使わず数万個の木片をミクロン単位の誤差もなく複雑に組み上げる超高度な技術が光る。今回、熊本地震を乗り越え春オープンする旅館に納めた8面の戸は壁画のようで圧倒的だ。しろうとには一見区別がつかない細部にこそ本物と偽物の違いがある。大川組子職人親子の挑戦を追った。
高級楊枝に使われ、和製ハーブの顔も持つクロモジと、“世界最古の調味料”の酢で新たな商品開発を狙う動きを追う。長崎県西海市で120年続く川添酢造の川添光蔵さんは、父の成行さんから「クロモジ玄米酢」の開発を託された。手探りの作業の末、ついにクロモジの精油成分が酢に移り、清涼感漂う甘みさえも感じる商品にたどり着いた。小さなお酢店が作る「クロモジ玄米酢」の物語。
一般的な磁器の4倍の強度を持ち、極薄に焼成しても割れにくい世界最強磁器。普通の磁器素材「天草陶石」と、工業用で強度が高い磁器素材の「アルミナ」から出来ている。開発者の蒲地伸明さんによると「世界最強磁器の使用で、伝統的な窯元が工業など新たな分野に進出できる」いう。また既存の設備で今までの工程のまま作成可能な素材であることが重要だ。成熟社会に突入し、多くの食器を買い替える機会が少ない現在、食器以外の分野に進出することで有田の伝統を守ることが出来るのだ。
道路や橋などの交通インフラは、老朽化や景観の維持などの問題が、管理する自治体や住民とって悩みの種になっている。そんな状況を解決したいと熊本県の建設工事事業会社アマケンテックが画期的な水性塗料を開発した。それは有害性がなく無臭、しかも耐摩耗性に優れている。これまで油性塗料の使用が多い道路建設業界からも注目をされはじめている。
大分県佐伯市の精密板金加工会社「長尾製作所」。伝統の藍染の技法を用いて開発したのは、金属を藍色に染めた新素材だ。これまで一般的には不可能と言われてきた技術だが、長尾浩司社長は失敗を恐れずに挑戦を続けた。約3年かけて新素材「インディゴメタル」を完成。新素材に付加価値を与える工夫を続けている長尾社長。次世代に自身のチャレンジ精神を引き継ぎながら、この技術が世界中で愛されるよう取り組む姿を追う。
神原哲士さんは、生産者に土づくりのアドバイスや指導を行い、品質向上や収穫量UPをサポートする土壌の専門家。スコップで深さ1メートルの穴を掘り、土の硬さや通気性、排水性、根の生育環境などを診断し、あらゆる角度から土壌を診断していく。北海道の帯広畜産大学大学院で土壌学を学び、自身も就農経験を持つ神原さん。周囲から「土マニア」、「土オタク」と評されるほど土への思いは深い。作物の生産性向上を目指して奮闘する日々を追う。
種を採りながら何代にも渡って育てる野菜を「在来種」と呼ぶ。この在来種野菜を守り継ごうという取り組みが長崎県雲仙市で行われている。奥津爾さんが開催する「たねの学校」だ。講師は、40年以上在来種野菜の種を守り継ぐ農家・岩崎政利さん。「たねの学校」を通して、生産者と消費者、流通というそれぞれの立場の人たちがつながり、日本古来の野菜の種を守り継ぐための取り組みが広がっている。
日本では長く防虫剤の原料として親しまれてきたクスノキ。その香りの効果を生かす多彩なクスノキ商品を展開しているのが「KUSU HANDMADE」だ。このブランドを手掛けるのは佐賀県神埼市の住宅建材の会社。端材が多いクスノキの有効活用がアイデアの始まりだった。クスノキの良さを暮らしに届けたいと奮闘する社長中村光予子さんを追う。
冠婚葬祭や落成式などの場に欠かせない胡蝶蘭。その胡蝶蘭の切り花生産量日本一を誇るのが鹿児島県さつま町の日野洋蘭園。1年かけ苗を育て、また独自のシステムを導入することで、生産量と共に高い品質も大きな強みだ。社員の平均年齢は30歳。2020年現在、入社9年目の小川明日美さんは主任として栽培の流れを管理する。若い社員同士協力し常に新しい品種にも挑戦。鹿児島から全国へ、日本一の切り花胡蝶蘭の生産現場を紹介する。
熊本県玉名市にある「有限会社 坂本石灰工業所」。食品などに入っている「石灰乾燥剤」の生産量は国内トップクラスを誇る。石灰は水をかけると最高300度程度の高温になり危険な場合もあるが、坂本石灰工業所は独自の技術で石灰の温度をコントロールし安全で長持ちする乾燥剤を生産。その技術力が買われ、食品メーカー以外の様々な分野の企業からも開発依頼が寄せられている。現在改良中なのが初の一般向け商品として販売を計画している「火を使わないお灸」。「他が作らないものを作る」坂本石灰工業所の挑戦を追う。
大分県豊後高田市の文房具・日用品メーカー「ワンチャー」。従業員26人の小さな会社の主力商品は漆や蒔絵など、伝統工芸を装飾した「万年筆」だ。岡垣太造社長がこだわるのは匠の手によって作られるジャパンクオリティ。特に海外からの評価が高く、売り上げの7割を占めている。番組では会社を支える外国人社員や、万年筆を通して日本だけでなく世界中の伝統工芸を守りたいという社長の思いに迫っていく。
福岡市博物館に展示されている現存する最古の国産自動車、その名は「アロー号」。作者の矢野倖一の名から取られた。彼が起こした「矢野特殊自動車」はさまざまな特殊車両を制作、国産初の冷凍運搬車も開発した。物流を支えるドライバー不足が叫ばれる今、働きやすい環境を整えることで業界を支えたいという矢野特殊自動車。海外メーカーと協力関係を結び、その技術が世界にはばたきつつあるという、その様子に迫る。
宮崎県都城市に鶏卵業界が注目する会社「フュージョン」がある。社長を務めるのは赤木八寿夫(49)氏。赤木氏は、養鶏家としては異色の経歴を持ち主。アメリカでMBAを取得。海外の養鶏場を視察し、訪れた国は50か国にも上る。赤木氏は、世界基準の養鶏場を建設。国内最大規模となるケージフリー型の養鶏採卵場だ。ケージ内を自由に動き回れるのが最大の特徴。世界を視野にいれた彼の経営手腕の根源には、二代目の父の教えがあるという。その教えとは。




























