世界一の九州が始まる!の放送内容一覧
熊本県玉名市の「造形屋」高森大輔さんが、建築資材として広く知られる「モルタル」を使い、有名テーマパークの造形物やオブジェなどの製造に携わってきた。得意な技法はあえて年季が入った雰囲気を出すために施す、エイジング塗装。その独特な風合いを求める依頼は全国から舞い込んでいる。モルタルを削って塗ることを繰り返し、納得いくまで作業に向き合う造形屋の仕事、作品への思いに迫る。
宮崎市で農場を営む鬼塚高幸さんは、2021年4月新たなブランドマンゴーの販売を開始した。その名は「パルメロ」。パール(真珠)とメロー(芳醇)という意味のマンゴーは、夕日のような色と高い糖度、強い香りが特徴。国内で栽培されるマンゴーはほぼ「アーウィン種」だが、パルメロは大量の遺伝子情報を保有する宮崎大学のデータにも当てはまらない品種であるという。宮崎マンゴーの新しい可能性への挑戦を追う。
鹿児島市の住宅街にあるケーキ店で、注目を集めているのが砂糖不使用の「低糖質スイーツ」。作るのはパティシエの高谷浩史さん。自身も糖尿病を抱えており、食事制限など辛い思いをしてきた。その経験から材料や味、見た目に徹底的にこだわり、低糖質スイーツを2017年に開発。研究を重ね20種類以上を製品化。今では全国から注文が入るまでに成長。夢のスイーツを作る小さなケーキ店の挑戦を追う。
標高645mに位置する宮崎県延岡市の鏡山牧場。広大な敷地で育てられているのは約100頭の黒毛和牛。宮崎で牛といえば霜降りの宮崎牛だが、自然放牧で育てた鏡山牧場の牛はサシの少ない赤身肉。しかし血統は宮崎牛と同じため、程よくサシも入る赤身肉になるという。また、動物らしい生き方をさせようという国際理念「アニマルウェルフェア」にも合致。国内外へ販路を広げたいと意気込む鏡山牧場の取り組みに迫る。
主に九州産の野菜・果物・穀物を、用途に応じた加工で商品化する企業がある。特に粉末製造を得意とし、各野菜の切り方や乾燥温度、摩擦熱を極限まで抑えて挽くことで、旬の野菜が持つ素材の味・色・栄養成分を保ちながら製粉することができる。この粉末の事業は、常務に任された。彼女は、地元の料理研究家とレシピの作成に着手。さらに海外輸出にも挑戦。野菜の可能性にかける大分の企業を紹介する。
福岡県うきは市の会社が手掛ける「パシーマ」は、医療用の脱脂綿とガーゼで作られた安全にこだわる寝具。「快適な睡眠こそ健康の基本」と考える創業者が、10年の歳月をかけて開発したという。原料である綿から徹底的に不純物を排除し、肌に心地良く、吸水性・吸湿性・保温性に優れ、軽くて暖かい寝具が完成した。安全と快適を追求し続ける寝具の、こだわりに迫る。
長崎県西海市の地域商社「西海クリエイティブカンパニー」が開発したサービス「ばりぐっどくん」が、ユーザー数を伸ばしている。地元の人気キャラクターにAIを掛けあわせたスマホで使えるサービスで、画像から文字起こしをしたり、外国語を翻訳することができる。世界最大級のテクノロジー見本市にも出展した画期的サービスが、なぜ地方都市から生まれたのか。人口減少対策の新たな一手とも期待される開発秘話に迫る。
手書きの毛筆文字をパソコンなどで使えるようにしたフォントを制作・販売している会社「昭和書体」。そのフォントが、アニメ「鬼滅の刃」に使用され注目されている。独学で身につけた毛筆文字を綱紀栄泉さんが書き、息子の茂樹さんと孫の太樹さんがフォント化。開発したフォントは、人気アニメやテレビ番組、食品のパッケージなど幅広く使用されている。書き続ける栄泉さんと、書家たちの技術を残そうとする「昭和書体」の想いに迫る。
ギタリスト・井上銘が弾く桐ギターを製作したのは、福岡県大木町の株式会社総桐箪笥和光の三代目社長だ。桐は奇跡の素材と言われ軽いが強く、傷からの復元力もある。しかも桐たんすは湿度を約50%に保ち着物に優しい。ただ伝統的塗料、「砥の粉」(トノコ)の欠点は手垢が付くこと。和光は、汚れない画期的塗装方法を編み出した。その技術を応用して、桐ギターを製作中の三代目の挑戦を追う。
弓道用の矢の生産国内トップシェアを誇る、製造卸販売会社「フェザークラフト」。弓具に使われる素材が変化する中で「フェザークラフト」は最良の矢作りに挑んできた。それが羽根を金属の矢に接着するための業界初「プラズマ加工」や、羽根の文様入れの高精度プリンターの導入だ。さらに矢のパーツが選べ“オンリーワンの矢”を作れる「スマホでできる注文システム」も開始。「弓道を守りたい」と語る“伝統の御矢師”の挑戦を追う。
ドローンや無人ロボットなどを研究・開発しているciRobotics株式会社(大分市)。農薬散布用や林業用ドローンなど特殊な無人機の開発が強みだ。安全な飛行を“モットー”とする社長の小野俊二さんらは、客観的にドローンの性能を評価できる装置を開発。現在、買い物難民を支援するため離島への宅配用大型ドローンの長距離飛行実証実験を進めている。安全を追求する小野社長の姿と、ドローンの今後の可能性を伝える。
宮崎県串間市にある「川北製麺」。創業70年を超える老舗の製麺店が、2019年から販売を開始して、全国から注文されている人気の商品がある。それは小麦アレルギーの人でも食べられる、グルテンフリー麺「美人麺(べっぴんめん)」。開発した3代目社長は、「アレルギーの人も家族と同じ料理を食べられるようにしたい」と言う。現在では海外にも輸出を始めているグルテンフリー麺のおいしさの秘密に迫る。
和紙の中に閉じ込められたようなTシャツや鉛筆。その斬新なデザインで注目される職人、佐賀市にある名尾手すき和紙7代目の谷口弦さん。伝統工芸の型を破る作風には、国内外のブランドからオファーが絶えない。谷口さんの師である父も、独創的な作品で周囲から邪道と言われながらも自らの信念を貫いてきた。父から子へ受け継がれる“革新のDNA”。和紙づくりに奮闘する職人に迫る。
長崎県在来種の対馬地鶏は絶滅に瀕していた。そんな対馬地鶏を復活するために動いたのが、野副智徳さん。さらに良質な味を求め、野副さん達が龍軍鶏(たつしゃも)ごろうと交配させ誕生したのが、長崎対馬地どり。その知名度を高めたいと、クラウドファンディングを立ち上げ、お礼に提供するのが究極の親子丼だ。切り札となる究極の親子丼の味とはいかなるものか迫る。
鹿児島県南さつま市にある創業100年の「清木場果樹園」。清木場真一さんは、独自のブランド金柑「完熟きんかん黄金丸」を栽培。自園自製の「完熟きんかんジャム」も手がけ、金柑に特化した付加価値のある販売を展開している。栽培から加工まで、黄金の一粒を届ける挑戦を追う。
伝統的な日本家屋の維持が困難になっている理由の一つが、茅葺き屋根の材料となるカヤの生産農家と、それを収穫できる草原の減少。一方で阿蘇はカヤを飼料に使ってきた畜産農家が減少し、使わない草原の管理に悩んでいる。そこで阿蘇の企業「GSコーポレーション」の山本保孝さんは野焼き前のカヤを買い取り、茅葺き職人に販売する事業に乗り出した。伝統文化の継続に悩む地域を結び付けるため、奮闘する人々の取り組みを追う。
桑原政子さんが代表を務め、漁師の妻が集まる「漁村女性グループめばる」(大分県佐伯市)が作る「ごまだし」。その商品は、ほぐした焼き魚の身と、ゴマを合わせ醤油やみりんで味付けをした、地元に伝わる万能調味料。品評会でも評価され、注目される存在となった「ごまだし」の魅力を伝えるため、桑原さんは娘で料理研究家の園田寿さんとレシピ本も出版。親子で郷土の味・ごまだしを全国に広めようと活動する姿を追う。
畜産が盛んな鹿児島県の曽於市にあるマトヤ技研工業は、食肉処理用のさまざまな機械を開発している。長年の経験が必要とされ、手間のかかる食肉処理の作業も、マトヤ技研工業の機械なら飛躍的なスピードアップが可能になるという。開発の鍵を握るのは、益留福一社長のひらめき。関西の電機メーカーで機械設計に携わったのち、ふるさと鹿児島で起業。各地の食肉会社を訪ねては現場の「困りごと」を聞き、独自の製品を生み出してきた。益留社長のアイデアや、効率的な食肉処理の舞台裏に迫る。
2020年4月、宮崎にオープンした「フルーシェ」はドライフラワー専門店。店内にはブーケやアクセサリーなど所せましと置かれている。これらは「フルーシェ」というドライフラワー専用乾燥剤で仕上げたもので、花本来の色あい・質感をそのまま残した仕上がり具合が特徴。店長の花園浩光さんはフルーシェの魅力を伝えるのに一生懸命。まだまだ認知度の低いフルーシェが雑貨マルシェへの出店が決定。花園さんの思いそしてフルーシェの魅力を描く。
家具のまち福岡県大川市には組子の伝統もある。仁田原進一さんは2人の息子とともに本物を追求する組子職人だ。組子の図柄は百花繚乱。釘を一切使わず数万個の木片をミクロン単位の誤差もなく複雑に組み上げる超高度な技術が光る。今回、熊本地震を乗り越え春オープンする旅館に納めた8面の戸は壁画のようで圧倒的だ。しろうとには一見区別がつかない細部にこそ本物と偽物の違いがある。大川組子職人親子の挑戦を追った。























