世界一の九州が始まる!の放送内容一覧
宮崎県都城市に鶏卵業界が注目する会社「フュージョン」がある。社長を務めるのは赤木八寿夫(49)氏。赤木氏は、養鶏家としては異色の経歴を持ち主。アメリカでMBAを取得。海外の養鶏場を視察し、訪れた国は50か国にも上る。赤木氏は、世界基準の養鶏場を建設。国内最大規模となるケージフリー型の養鶏採卵場だ。ケージ内を自由に動き回れるのが最大の特徴。世界を視野にいれた彼の経営手腕の根源には、二代目の父の教えがあるという。その教えとは。
獣害から田畑を守ろうと約120人のメンバーで結成した「農家ハンター」。「箱わな」と呼ばれるわなを仕掛け、捕獲し駆除してきた。ただ駆除するだけでなく皮や油・骨も余すことなく利活用しようと、代表の宮川将人さんが中心となりイノシシの解体処理施設も作った。現在ではさまざまなプロジェクトが進行している。その一つがイノシシの革製品の制作で、首からかける「マスク入れ」作り。害獣だったイノシシを地域の宝にしようと挑む「農家ハンター」の取り組みを追う。
鹿児島県南さつま市の株式会社エルムが開発した独自の「コンテナ栽培システム」。赤と青のLED照明が光を放つ輸送用コンテナの内部で、野菜の苗や小型の野菜を栽培できる。温度・湿度の調節、水や養液を与える作業など、すべて自動化。ロボットも稼働し、人がする作業は種まきと収穫だけで済む。「高品質の苗や野菜を、どこでも誰でも計画的に安定して生産できる」という栽培システムの可能性、今後の展望などを伝える。
有機農法にとって、雑草は作物の大敵。その問題を、除草剤を使うことなく解決できる道具の最新版がこのほど開発された。その名も「ホウキング3号」。初代の完成から4年、改良を重ね登場した3号機だ。開発者は、アイガモ農法の第一人者として知られる、福岡県桂川町の古野隆雄。作物の植えられた場所を、この道具でなぞっていくだけで作物を傷つけることなく雑草を根こそぎ抜くことができる。世界の農業を救うといわれる道具の可能性を追った。
波消しブロックで長崎の海を守りたいと、長崎市の造船関連会社の池田修社長(70歳)は考えている。波による海岸浸食を防ぎながら、海の砂漠化(磯焼け)も食い止めようと開発しているのが、ハイブリッド型リーフボール。穴の開いた独特の形で、波の力を逃がし、素材のコンクリートには、海藻が生えやすくするための材料が使われている。そんな中、再び豊かな長崎の海に育てるために、実証実験を行っている現場に迫る。
大分県日田市にあるカネサダ横尾木工所は、日田杉を使った住宅用の建材や建具などを加工、販売している。横尾昌紀専務(29歳)が新たに開発したのが、日田杉とアクリル樹脂を交互に組み合わせたハイブリッドなパネル「虹彩杉」。アクリルから漏れる光と、杉が持つ木材の優しさを感じることができる。日田杉の魅力を伝えるため、挑戦を続ける若き専務の思いと、虹彩杉の今後の可能性に注目だ。
宮崎県の天然記念物に指定されているアカウミガメの産卵・ふ化を10年以上見守り続ける団体がいる。宮崎野生動物研究会・新富南班だ。2020年からふ化場への移植など人間の手を加える作業を極力控え、監視カメラなどの最新技術を駆使して見守る、自然ふ化に力を入れているという。20年後、30年後、大きくなったアカウミガメが故郷・富田浜にまた戻ってきてくれることを信じて、見守り続ける宮崎野生動物研究会・新富南班の活動を追う。
鹿児島市で人気の遊漁船のオーナー、錦野憲彦。彼にはもう一つの顔がある。ルアー(疑似餌)の開発者だ。彼が2019年11月に発売した、ルアーはテクニックが必要なルアーフィッシングを初心者でも楽しめる一本なのだという。釣りの楽しさをより多くの人に知ってもらおうと、錦野がジギーに仕掛けた秘密に迫る。
1924年創業の田川産業(福岡・田川市)は、石灰を原料にした漆喰の生産で国内トップシェアを誇る企業だ。漆喰は「調湿・消臭・抗菌」という三大機能を持ち、人にも環境にも優しい建築材として、近年人気を集めている。行平信義社長は、新商品の開発に力を入れてきた。手軽に使えるDIY商品から、世界で唯一の漆喰タイル。さらには、流行する新型コロナウイルス対策にも漆喰の抗菌性が注目され始めた。かしこい素材・漆喰の可能性に迫る。
福岡県筑前町の金属加工メーカー和新工業は、主にオーダーメイド階段の設計、製造を手掛ける会社だ。これまで高速道路やダムなどの点検用階段を多く手掛けてきたが、特に近年需要が増えているのが津波避難用の階段。自然の地形にかけられる階段には、ひとつとして同じ設計はない。多種多様な現場でオーダーメイドの階段を手掛け、ノウハウを積み上げてきた。そんな階段製作の転機となったのは、2011年の東日本大震災だった。



























