プラチナエイジ

晃司(宅麻伸)は釈放されたものの、弁護士としての信用はガタ落ちで、事務所に出掛けるのも気が重かった。一方、吾郎(中本賢)は親会社からの再就職ということで周囲に疎まれ、年下の上司ともうまくいかず、会社ではつらい立場に立たされていた。鬱憤(うっぷん)が積もったある日、吾郎は無断で３日も会社を休んでしまう。

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晃司(宅麻伸)が依頼人の美咲(ちすん)への乱暴の容疑で逮捕されてしまう。家族が途方に暮れる中、母・時枝(長内美那子)は、妻の香織(榊原郁恵)に連絡を取ろうとする。時枝から相談を受けた智恵子(池上季実子)と和子(宮崎美子)は、香織が自分の意志で始めた新しい生活を邪魔するのはやめた方がいいと諭す。

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香織(榊原郁恵)はウガンダへ行く決意をし、空港に向かう。そこで、自分がどこへ行けばいいのか分からなくなり、路上でパニック状態になっている純一(春田純一)を発見。智恵子(池上季実子)に純一の病を打ち明けられ、衝撃を受ける。香織は２人のことが心配になり、ウガンダ行きをためらうが、智恵子に後押しされる。

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香織(榊原郁恵)が森山(谷田歩)と一緒にウガンダに行くと宣言し、子供たちはあぜん。そして引き止めなかった夫の晃司(宅麻伸)を強く非難する。その後、香織は森山を訪ね、決意の表情で「後戻りはできない」と告げる。一方、大きな仕事を引き受けた智恵子(池上季実子）は、いつも以上に張り切って仕事を進める。

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智恵子（池上季実子）に大きな仕事の依頼が舞い込む。江の島に近日オープンするホテルのオーナーが、調度品一式を任せるという。ビッグチャンスに喜ぶ智恵子だが、ふと純一(春田純一)の病のことが頭をよぎる。一方、香織(榊原郁恵)は建築家の森山(谷田歩)に、予定より早くウガンダに行くことになったと告げられる。

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香織（榊原郁恵）と智恵子（池上季実子）は、和子（宮崎美子）から翔也（小林豊）とのてん末を聞く。翔也は亡くなった母の面影を和子に見ていただけだったという。２人は和子に悪いと思いつつ爆笑してしまう。和子と別れた後、智恵子が和子の行動に対し、批判めいたことを言う。その後、智恵子と香織が話の流れで口論になる。

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純一（春田純一）の病名がアルツハイマー型認知症だと分かる。純一も覚悟していたとは言え、衝撃を隠せない。智恵子（池上季実子）は気丈に振る舞うが落ち込む。一方、香織（榊原郁恵）の家では、美咲（ちすん）が時枝（長内美那子）とくつろいでいた。そして美咲は、なぜ香織らの前に現れたのか、本当の理由を打ち明ける。

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再び病院を訪れた純一（春田純一）は認知症の可能性があると言われる。智恵子（池上季実子）は言葉を失い、あらためて夫婦そろって検査結果を聞きに行くことに。一方、和子（宮崎美子）の元にホスト・翔也（小林豊）が現れる。貯金を使い果たし、もうホストクラブに行けないという和子に、翔也はそれでも会いたいと伝える。

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智恵子（池上季実子）が誕生パーティーで取り乱してから数日が経つ。香織（榊原郁恵）や和子（宮崎美子）は心配するが、智恵子は思いの丈を話そうとしなかった。その一方で智恵子は２人に、当たると評判の占い師が近所にいるという話をする。時を同じくして晃司（宅麻伸）らも話題のカリスマ占い師のうわさを聞く。

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退院した香織(榊原郁恵)の携帯に、建築家の森山(谷田歩)から何度も着信が入るが、香織は出ることができない。また、和子（宮崎美子）は、貯金200万円のほとんどを使い込んでいることを夫・吾郎(中本賢)に知られ、青ざめる。一方、智恵子（池上季実子）もまた、夫・純一（春田純一）の様子がおかしいことを心配し、気が滅入っていた。

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香織(榊原郁恵)、智恵子(池上季実子)、和子(宮崎美子)は、時を同じくしてそれぞれ抱える問題が大きくなる。香織はしゅうとめの時枝(長内美那子)から驚きの告白と、突き放すような言葉を吐き捨てられショックを受ける。和子はそんな香織を心配し、ホストクラブで慰めようと連れて行く。香織はそのまま深酒し、朝帰りする。

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香織(榊原郁恵)は夫の晃司(宅麻伸)に、「あなたにとって私はどういう存在なのか」と質問するが、森山(谷田歩)のような愛を感じる言葉でなく落胆する。一方、晃司の中では、今は亡き学生時代の恋人の娘・美咲(ちすん)の存在が大きくなっていた。その後、晃司は美咲と一晩同じ部屋で過ごしたが、香織にはそれを隠していた。

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晃司(宅麻伸)が香織(榊原郁恵)に相談もなく、台所のリフォームを断ってしまう。香織は引き下がった森山(谷田歩)に抗議に行くが、施主の意見に従うまでだと突き放される。香織は森山に拒絶されたような気分になり、落ち込む。その後、いきさつを智恵子(池上季実子)に話すと、晃司が森山との仲を疑っていると知り、驚く。

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香織(榊原郁恵)と時枝(長内美那子)は、森山(谷田歩)から台所のリフォーム案を提示され喜ぶ。しかし、やりとりを見ていた京香(馬渕英俚可)は、ますます２人の仲を疑う。一方、晃司(宅麻伸)が智恵子(池上季実子)の家を訪問。京香から香織と森山がただならぬ関係なのではと言われ、不安にかられて相談に来たのだという。

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香織（榊原郁恵）の家に娘の京香（馬渕英俚可）らが居座って1週間になるが、京香は夫との連絡を拒み、帰る気配がない。そんな中、智恵子(池上季実子)が現れ、美咲(ちすん)に気を付けろと香織に忠告。しかし、香織は美咲が晃司(宅麻伸)に好意を抱いていることに気付いていたが、今さら晃司ともめるつもりはないと宣言する。

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ついに定年退職を迎える吾郎(中本賢)から、会社で言う退社のあいさつを何度も聞かされ、和子(宮崎美子)はうんざりしていた。そんな夫の定年に合わせ、離婚を切り出すつもりの和子だったが、吾郎の帰宅時間間際、予想外の訪問者が現れる。一方、夕方に純一(春田純一)は海岸で肩を落とす吾郎を見掛け、ある計画を立てる

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和子(宮崎美子)のもとをホストの翔也(小林豊)が訪ねて来る。うれしい半面、和子は人目が気になり、翔也を自宅に連れ込む。そんな中、香織(榊原郁恵)の家には森山(谷田歩)が来ていた。香織は智恵子(池上季実子)の来訪ですぐに森山が帰ったことを不審に思う。そこに娘の京香(馬渕英俚可)が孫娘とともに帰って来る。

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香織(榊原郁恵)と晃司(宅麻伸)の家で、建築家の森山(谷田歩)をもてなすため、ギョーザ作りが始まる。伊佐山家では昔から家族全員でギョーザを作り食べていた。香織は慣れない手つきで皮作りに奮闘する森山をほほ笑ましく見つめる。そこに和子(宮崎美子)と智恵子(池上季実子)がそれぞれの夫を連れてやって来る。

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晃司(宅麻伸)は学生時代の恋人の娘・美咲(ちすん)と食事に出掛け、美咲の母親との昔話を話す。美咲は母にソックリなため、晃司は年がいもなくドキマギしてしまう。香織(榊原郁恵)は帰宅した晃司のスーツの匂いに、不信感を抱く。一方、智恵子(池上季実子)も夫・純一(春田純一)の不審な行動に疑問を抱いていた。

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香織（榊原郁恵）はある朝、建築家・森山（谷田歩）の事務所を訪問。事務所は森山の自宅を兼ねており、散らかり放題。香織は森山の静止を振り切り、せっせと事務所の片付けを始める。一方、和子(宮崎美子)は前夜に智恵子(池上季実子)と一緒に行ったホストクラブへ遊びに行き、印象の良かった翔也(小林豊)を指名する。

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