山田くんと7人の魔女のあらすじ
魔女の儀式を実行するために7人の魔女全員をそろえなきゃならない山田たち。残すはうらら、美琴、リカの3人。とにかくうららを救いたい山田は、生徒会役員の宮村を連れて美琴の家へ向かおうとするが、姉のレオナにつかまる。事情を話して焦る山田に、うららよりもまずリカを説得すべきだと話すレオナ。リカは、儀式に参加する代わりにレオナを学校へ連れてくるよう交換条件を出してきた。レオナは決心をして、かつて自分が超常現象研究部の部員だったこと、そして、もうひとりの部員・山崎春馬と魔女伝説を探り、山崎は記憶を消され、レオナは学校に行かずリカから逃げ続けていることを明かすのだった。
うららの涙を見て、いてもたってもいられなくなった山田は、うららが魔女であることを証明するためにキスを迫るが、うららに拒絶されてしまう。あきらめずに記憶を取り戻すすべを探す山田と玉木。そこへ、血相を変えて寧々がやってきた。「よくも私に能力をかけてくれたわね!」。なんと寧々は山田の記憶を取り戻していた! 山田とキスをした魔女は記憶を取り戻せる!? そんな山田の前に再び現れたリカは、7人の魔女全員の名前を知った者が記憶を消される理由を話し始めた。なに!? 魔女が全員揃ったらどんな願い事も叶っちまうだってぇ!?
7人目の魔女を探す山田たち超研部は、宮村の姉・レオナに会う。レオナはその魔女の「記憶喪失」の能力から逃れるために登校拒否をしていた。7人目の魔女の名前を知った瞬間、魔女に関するすべての記憶が消されることになるらしい。それってつまり、俺が白石のことを忘れちまうってことか!? それでも山田は、「全っ然たいしたことねーな!」と覚悟を決め、レオナから7人目の魔女の名を聞く。うららのために未来を変えることを選んだ山田は、「俺を引き戻してくれ」と超研部の仲間たちに頼み、山崎に魔女の名を告げる!
朱雀祭開催! 超研部の焼きそばパン屋は、マリアの未来予知能力をコピーした山田の絶対的中占いで大繁盛。そんな中、マリアは山田に「魔女の能力を消してほしい」と頼んでくる。ワタシはふつうのキスをして恋がしたい。山田は早速、魔女の力を消せるという玉木真一の元を訪れる。コピーの山田に対し、玉木はキャプチャー(吸い取る)の使い手で、いまはとある魔女から奪った透明人間の能力を持っていた! 玉木は、次期生徒会長の座を狙っていると山田に明かし、山崎会長が誰を後継者にするか調べてくれたら、マリアの願いを叶えると、交換条件を出してくる。早速山崎から聞き出してやるぜ!
文化祭で焼きそばパン屋を出店するために、滝川ノア率いる1年生の問題児をおとなしくさせることになった山田たち。ノアは魔女で、キスをした相手の過去を見て弱みを握るようなヤツ。しかも、魔女伝説が書かれたノートの下巻まで持ち出したみてぇだ! 山田は、いろいろ一気に片付いて好都合だと、早速ノアをシメにいくが、逆にシメられて帰ってくる。リベンジに燃える山田だが、ノアにウザがられるばかり。そこで山田はノアに「俺を仲間にしてくれ」と頼む奇策に出た! 山田が魔女の話を切り出した途端、目の色を変えたノアは、山田を押し倒して強引にキスを迫ってくる!