この素晴らしい世界に祝福を!のあらすじ
ウィズの店へ行くと、めぐみんの自称ライバル・ゆんゆんがいた。プラスαでさらにうるさくなるメンバーにカズマがあきれていると、足元にチョーカーが。そのチョーカーをなにげなく着けてしまったカズマだったが、それは願いが叶うまで外れず、どんどん首を締め付けていくという、厄介なしろものだった。チョーカーを外すため、カズマの願いを叶えようと、ウィズはひざ枕、ダクネスは腕立て胸揺らし、めぐみんとゆんゆんは野球拳、アクアはぱしりで奉仕をする。しかしそれでもチョーカーが外れる気配はない。
暴走する古代兵器・機動要塞(きどうようさい)デストロイヤーが、カズマたちが住む街へと向かって来ているという! 最悪の災いにアクアたちが逃げる算段をするなか、せっかく手に入れた屋敷を失いたくないカズマは、デストロイヤーを迎撃すべく、思案を巡らせる。そして、ギルドで街の冒険者たちと話し合った結果、デストロイヤーの結界防御をアクアに打ち破らせ、めぐみんとウィズの爆裂魔法でダメージを与えるという作戦が立案された。迫るデストロイヤーの前に、カズマたちの運命は…?
散歩中のカズマは知り合いの冒険者と出会い、彼らと魅惑的な夢を見せてくれるというサキュバスの店に行くことに。あんなことやこんなことをサービス依頼のアンケートに記入し、期待にはちきれんばかりで館へ帰るカズマ。そこではなぜかアクアたちが盛り上がっていた。聞けば、ダクネスの実家から最高級のカニと酒が送られてきたのだという。熟睡して夢が見られなくならないようにと警戒してカズマが酒を飲まないでいると、ダクネスがまともな人のように優しく心配してくる。みんなと一緒に楽しむべきか、ひそかな喜びを優先すべきか? カズマが出した答えは…。
ポンコツメンバーのおかげでまともにクエスト報酬を得られず、暖炉のまきにも困る貧乏生活。そこでカズマは一計を案じ、ウィズという女性が営む魔道具店へと足を運ぶ。目的はウィズから有用なスキルを教えてもらうことだったが、ウィズが気に入らないアクアは何かと突っかかり、さらに彼女の素性を知ると退治しようとするわ、スキル習得の邪魔をするわで、カズマにひっぱたかれる始末。そんな騒ぎのなか、ウィズに除霊の依頼が舞い込む。「ここか。例の屋敷は」…現場に来たのはなぜかカズマ一行!?
「金が欲しい…」。アクアが作った借金返済のために、カズマたちの金欠はさらに切羽詰まっていた。まつ毛も凍る冬の馬小屋生活から脱出しようと、仕方なく雪精討伐というクエストを受け、雪山に向かう一行。おとなしい雪精は逃げ回るばかりでクエストは案外楽勝で終わるかと思ったそのとき、雪精の主である冬将軍が現れた。弩級の強さに太刀打ちできず、アクアのアドバイスによる会心の土・下・座! で許されたかのように見えたが、武器を持ちっぱなしにしていたカズマはターゲットされてしまい…。