ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーションのあらすじ
コウタをはじめとしたPSO2のフレンドたちの協力を受けて、イツキとアイカはダークファルスの元へとたどり着く。そのころ、リアルの世界では、生徒会メンバーやクラスメイトたちが、学園祭を成功させようと頑張ってくれていた。あとは、主役の帰還を待つのみ。しかし、そのために越えなければならないものは、あまりにも巨大で圧倒的だった。イツキもアイカも、依代を得て圧倒的な力を振るうダークファルスから、リナを救い出す手だてを見いだせずにいた。アークスの総攻撃の時刻も迫り、一刻の猶予もない。一か八か、イツキはダークファルスの内へと飛び込み、リナの救出を試みる…。
ダーカーの真の狙いは、橘イツキではなく、泉澄リナ。その事実に、イツキやアイカが気づいたときには、すでに遅かった。リナは、ダークファルスに支配され、その圧倒的な力をイツキやアイカに向ける。イツキの悲痛な呼びかけにも、一切応じずに。一時撤退し、清雅学園へと戻ってきたイツキ。自分にできることを自分自身に問いかけながら、生徒会室へと向かう。生徒会長の不在に、生徒会メンバーはこぞって浮き足立ち、イツキにその所在を問いかける。リナの念願は、学園祭の成功。戻ってきたときにがっかりさせたくない。その思いを胸に、イツキは生徒会メンバーに頭を下げる。リナは必ず連れて戻ってくると、告げて…。
「ダーカーとの戦い」と「高校生」というふたつの生活。さらに間近に迫った学園祭の準備や、リナの念願であった後夜祭の開催も決まり、その準備も含めてイツキの疲労は蓄積していた。生徒会のみんなに気を使わせまいと気丈に振る舞うが、リナはその気遣いを察していた。アイカを呼び出しイツキの疲労の原因を問いただすが、お互いにピントのずれた受け答えを繰り返し、誤解が積み重なるだけだった。誤解を解く暇もないほどに忙しい生活、しかしそれでもイツキは尽力し、日々は巡っていく。そして、学園祭当日。生徒会長であるリナの校内放送とともに、清雅学園の学園祭は始まる。その裏でうごめく闇に、誰も気づかないまま…。
フォトン能力に覚醒したイツキは、アイカの協力を受け、リアルに出現したダーカーを撃退する。そのままアイカに誘われた先は、PSO2の中。アークスシップの一室であった。アークス情報部司令のカスラから伝えられる数多の真実。にわかには信じがたい話にイツキは混乱しながらも、自分のやるべきことを理解していた。自分に力があるのなら、ダーカーと戦うためにその力を使う。勇壮な決意とともに、ダーカーとの戦いを繰り返すようになるイツキ。休めというアイカの言葉にも耳を貸さずに、溢れる力をそのままに振り回す。連戦連勝で有頂天になるイツキ。単独で出撃したイツキの前に姿を見せたダーカーは、いつもとは雰囲気が違っていた…。
PSO2の中で見かけた、ミカの姿。そして、ミカが帰ってきた後のアイカの不可解な言動。ひっかかりを覚えたイツキは、アイカのことを独自に調査し始める。はたからみれば、イツキがアイカを追いかけ回している状況。後夜祭の実現のために、リナとともに各部の部長を説得して回っている間にも、たびたびアイカとの関係が話題にあがる。PSO2の中でもフレンドに聞いて回るなど、ずっとアイカの姿を探すイツキに、リナは心がささくれだつのを感じていた。そんな中、PSO2プレーヤーがたびたび行方不明になっているといううわさを聞く。